特殊詐欺に注意!
相模原市内で特殊詐欺の被害が多発しています。十分に注意してください。
神奈川県警察によると、県内の特殊詐欺被害者(令和2年中)の傾向を性別で見ると、女性が全体の約8割を占めており、年齢別に見ると70歳以上が全体の約9割を占めています。
- だまされない まずは家族に 相談だ
- 渡さない カード現金 それはサギ
(令和2年度安全・安心まちづくり標語・ポスター 標語の部入賞作品より)
特殊詐欺とは
特殊詐欺とは、犯人が電話やハガキ等で親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させるなどの犯罪のことです。
特殊詐欺認知状況
種別 |
件数 |
被害額 |
---|---|---|
預貯金詐欺(キャッシュカード手渡し型) |
36件 |
約4,290万円 |
オレオレ詐欺 |
34件 |
約7,150万円 |
キャッシュカード詐欺盗(キャッシュカードすり替え型) |
34件 |
約3,960万円 |
還付金詐欺 |
25件 |
約3,350万円 |
架空料金請求詐欺 |
5件 |
約350万円 |
融資保証金詐欺 |
0件 |
0円 |
その他の手口 |
0件 |
0円 |
合計 |
134件 |
約1億9,100万円 |
※被害件数の多い順に並べています。(神奈川県警察作成資料を編集)
市からのお願い
「お金を要求する」、「ATMに誘い出す」、「カードを預かる」などの電話は詐欺です。
すぐに110番か最寄りの警察署に相談しましょう。
特殊詐欺の手口
キャッシュカードは誰にも渡さないで!
被害者宅を訪問しキャッシュカードを直接だまし取る「手渡し型」と、被害者の隙を見て被害者のキャッシュカードが入った封筒と犯人が予め用意した封筒をすり替える「すり替え型」の手口が増加しています。
市内では特殊詐欺認知件数の半数以上がキャッシュカード被害によるものです。
-
すり替え型の手口に注意(神奈川県警察作成チラシ) (PDF 1.7MB)
-
「キャッシュカード」に「ハサミ」で「切り込み」はサギ!!(神奈川県警察作成チラシ) (PDF 464.3KB)
- 特殊詐欺にご注意を(神奈川県警察)(外部リンク)
- 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ(警察庁)(外部リンク)
預貯金詐欺(キャッシュカード手渡し型)
警察官や金融機関を名乗り、「事件で関係箇所の捜索をしたところ、あなた名義のキャッシュカードが発見された。」「あなたのカードを預かりに行くので、事前に暗証番号を教えて下さい。」などと言って、被害者が保有するキャッシュカードをだまし取り、現金を引き出す手口です。
また、ハサミでキャッシュカードに切り込みを入れ、使えなくなったと安心させ、「古いカードを回収します。」と言って、キャッシュカードを持って行く手口もあります。
対策
- 暗証番号を聞かれても教えないようにしましょう。
- キャッシュカードは他人に渡さないようにしましょう。
- 警察官や弁護士などを名乗ったら、所属と氏名を聞き、相手が告げた電話番号ではなく、電話帳などで調べた電話番号にかけ直しましょう。
- 在宅中も留守番電話に設定し、不審な電話には出ないようにしましょう。
- 迷惑電話防止機能付き電話機などを設置しましょう。
キャッシュカード詐欺盗(キャッシュカードすり替え型)
預貯金詐欺と手口は似ていますが、預かるのではなく、「新しいカードが届くまで、この封筒に入れて保管して下さい。」と言い、犯人が用意した封筒にキャッシュカードを入れさせ、「封筒に封印をするので、印鑑が必要です。」などと言って、被害者が印鑑を取りに離れた隙に、犯人が予め用意していた別のカードが入った封筒とすり替える手口です。
対策
- 暗証番号を聞かれても教えないようにしましょう。
- キャッシュカードは他人に渡さないようにしましょう。
- 警察官や弁護士などを名乗ったら、所属と氏名を聞き、相手が告げた電話番号ではなく、電話帳などで調べた電話番号にかけ直しましょう。
- 在宅中も留守番電話に設定し、不審な電話には出ないようにしましょう。
- 迷惑電話防止機能付き電話機などを設置しましょう。
オレオレ詐欺
息子や孫、警察官や弁護士などになりすまし、交通事故や借金、痴漢行為などのトラブル解決のための現金を要求します。
対策
- 身内の名前でも疑い、必ず本人と連絡を取りましょう。
- 警察官や弁護士などを名乗ったら、所属と氏名を聞き、相手が告げた電話番号ではなく、電話帳などで調べた電話番号にかけ直しましょう。
- 在宅中も留守番電話に設定し、不審な電話には出ないようにしましょう。
- 迷惑電話防止機能付き電話機などを設置しましょう。
還付金詐欺
市役所や税務署などの職員を装い、医療費や税金の還付金があるなどと言ってATMに誘い出し、携帯電話で操作方法を指示しながら、言葉巧みにATMを操作させてお金を振り込ませる手口です。
対策
- 公的機関が還付のために電話で連絡をしたり、ATMに誘導したりすることはありません。相手の言うことをうのみにしないようにしましょう。
- 相手の所属と氏名を聞き、相手が告げた電話番号ではなく、市役所などの公的機関に電話をかけ、事実を確認しましょう。
- 在宅中も留守番電話に設定し、不審な電話には出ないようにしましょう。
- 迷惑電話防止機能付き電話機などを設置しましょう。
架空料金請求詐欺
Eメールやはがきを使い、インターネットの有料サイト利用料などの名目で現金を要求します。また、サイト内の画像やリンクをクリックするだけで契約が成立したかのような画面を表示し、料金を請求する場合もあります。
最近では、コンビニエンスストアなどで電子マネーを購入させる手口があります。
対策
- 電話やEメールから個人情報が知られてしまうため、直接問い合わせないようにしましょう。
- 身に覚えのない請求はがきやEメールは保管し、警察や市の消費生活総合センターに相談しましょう。
融資保証金詐欺
ダイレクトメールやファクスなどで融資の勧誘を行い、申込者に保証金や手数料の名目で現金を要求します。
対策
- 貸金業者登録番号が記載されていないときや、電話番号が携帯電話のときは、怪しい業者だと思いましょう。
特殊詐欺に関するお問い合わせ
最寄りの警察署までお問い合わせください。
- 相模原警察署 電話042-754-0110
- 相模原南警察署 電話042-749-0110
- 相模原北警察署 電話042-700-0110
- 津久井警察署 電話042-780-0110
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