4回目接種の実施
オミクロン株の感染が収束しない中で、3回目接種後のワクチンの有効性の持続期間や、4回目接種の有効性・安全性に関する知見を踏まえ、新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化予防を目的として、国の方針に基づき、5月下旬より4回目接種を実施しています。
4回目接種
対象者
4回目の接種対象者は、次の方に限られます!
3回目接種から5カ月が経過し、次に該当する方
(1)60歳以上の方
(2)18歳以上60歳未満で、基礎疾患を有する方、重症化リスクが高いと医師が認める方
(3)18歳以上60歳未満で、医療従事者等、高齢者施設等の従事者の方
※予約及び接種にはクーポン券(接種券)が必要です。
(2)基礎疾患を有する者の範囲
1 次の病気や状態の方で通院/入院している方
1.慢性の呼吸器の病気
2.慢性の心臓病(高血圧を含む)
3.慢性の腎臓病
4.慢性の肝臓病(肝硬変等)
5.インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
6.血液の病気(鉄欠乏性貧血を除く)
7.免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む)
8.ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
9.免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
10.神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
11.染色体異常
12.重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
13.睡眠時無呼吸症候群
14.重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している場合)
※精神障害者保健福祉手帳及び療育手帳を所持している方については、通院又は入院をしていない場合も該当します。
2 基準(BMI30以上)を満たす肥満の方
(3)医療従事者等、高齢者施設等の範囲
※厚生労働省手引き「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き(第8.2版)から引用
実施方法
次の方法により、実施します。
- 市が設置する会場での集団接種
- 医療機関での個別接種
- 高齢者施設の入所者等への訪問接種
4回目接種の流れ
クーポン券(接種券)の発送・発行
(1)60歳以上の方
(2)18歳以上60歳未満の方で1・2回目接種の際に、市に基礎疾患があると申出をした方
3回目接種時期 |
クーポン券(接種券)発送時期 |
---|---|
令和4年1月25日まで |
令和4年5月27日に発送済み。 |
令和4年1月26日以降 |
3回目接種完了から5カ月が経過する日の3週間前を目安に発送予定です。 |
(3)18歳以上60歳未満の方で基礎疾患を有する方、重症化リスクが高いと医師が認める方((2)以外の方)
(4)18歳以上60歳未満で、医療従事者等、高齢者施設等の従事者の方
(3)(4)で、4回目接種を希望する方は、次のとおりクーポン券(接種券)の申請手続が必要です。
※市内の医療機関及び高齢者施設等に従事している、相模原市民の方は、従事している施設等で取りまとめて申請している場合があるため、施設等にご確認ください。
集団接種の日時・会場「指定方式」の実施
あらかじめ市が集団接種の日時と会場を決定する「指定方式」を4回目接種でも実施します。
(1)対象者及び指定方法
対象者 |
指定方法 |
---|---|
ア 3回目接種時に指定方式を希望され、令和4年3月までに集団接種会場で接種を終えた65歳以上の方 |
令和4年6月10日から順次、指定決定通知書(圧着はがき)を郵送しています。(事前の申出等は不要です。) |
イ 上記ア以外で、令和4年3月までに3回目接種を終えた65歳以上の方のうち、4回目接種で指定方式を希望する方 |
(1) 令和4年6月上旬に、指定方式に関する案内を郵送しました。 (2) 案内をご確認いただき、指定方式を希望する場合は、ワクチン接種コールセンターにご連絡ください。 |
(2)「指定方式」を行う集団接種会場
お住まいの地域からの移動距離等に配慮し、会場を選定します。
接種会場
予約開始日
予約方法
- インターネット予約(ウェブ・LINE)
- 電話予約(ワクチン接種コールセンター)
※実際に接種する日が、3回目接種から5カ月以上経過した日付となるように予約してください。
※市外在住の方は、事前に手続きが必要となりますので、ワクチン接種コールセンターへご連絡ください。
※予約の際は、住民登録地の市町村から送付されるクーポン券(接種券)が必要となります。
接種するワクチン
ファイザー社ワクチンまたは武田/モデルナ社ワクチン
4回目接種の効果と安全性
新型コロナウイルス感染症は、高齢者や一定の基礎疾患を持つ方が重症化しやすいことが明らかになっています。このようなデータや諸外国の動向等を踏まえ、新型コロナウイルスに感染した場合の重症化予防を目的として4回目接種を実施します。
4回目接種の効果や安全性に関して、現時点で得られている主な科学的知見は以下のとおりです。
- オミクロン株流行下において、60歳以上の方にワクチンの4回目接種を行った場合、死亡予防効果が得られるという報告や、重症化予防効果が接種後6週間経過しても低下せず維持されていたという報告があり、重症化リスクが高い方への効果が期待されています。
- 海外の研究では、18歳以上を対象にファイザー社またはモデルナ社のワクチンの4回目接種を行った場合、少なくとも接種3週間後まではオミクロン株等に対する中和抗体価が上昇することが確認されています。
- 査読前の研究結果ではありますが、4回目接種後には軽度の全身又は局所の反応が見られたものの、現時点では重大な副反応は認められなかったとされています。
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新型コロナウイルスワクチン接種推進課
新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター
電話050-5445-4357
電話050-5445-4358
電話050-5445-9837
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新型コロナウイルスワクチン接種コールセンターファクス:042-740-1020
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