市民登山教室~雪の富士山に挑戦~(田中将司さん)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1011253  最終更新日 平成30年1月12日

印刷大きな文字で印刷

  • 市民登山教室の様子1
  • 市民登山教室の様子2

本格的に雪山登山をめざす人を対象に行われた市民登山教室(雪山訓練・市山岳協会主催)に1月26、27日の2日間、参加しました。
山梨県側にある吉田口(標高1,430メートル地点)から登山道に入り、雪の樹林帯を歩くこと約3時間、富士山五合目に到着しました。ここは空気が澄んでいて、東京湾や丹沢の山々が一望できます。山並みの向こうに見えるのは我が街“相模原”でしょうか。
五合目周辺で雪上歩行訓練を実施した後は、ピッケル、アイゼンなどの雪山装備を用い、滑落した際の停止方法などを教わりました。雪山は大変危険なので、参加者は皆、真剣な面持ちで取り組んでいました。
その後、標高2,230メートルにある山小屋「佐藤小屋」で、ザイルの使い方について座学を受けました。ザイルとは、登山者の体を結び合うロープのことで、万が一滑落した際、互いに支え合い安全を確保できるよう用います。
この日はそのまま佐藤小屋に宿泊しました。登山愛好家が集まっているため、夜は山の話で盛り上がりました。
さて、翌日は、ザイルを使った実演講習です。専門的な内容ですが前日の講習を活かし挑戦しました。危険と隣り合わせながらも、登山愛好家が多いため、皆熱心に取り組んでいました。
2日目とも天候に恵まれましたが、標高が高いため気温は日中でもマイナス15度と厳しい寒さでした。今回の登山教室は初心者には難しいかもしれませんが、市山岳協会ではレベルに合わせた様々な教室を年数回実施していますので、皆さんも、自分のレベルに合わせて参加してみてはいかがでしょうか。
(平成25年1月 24年度市民カメラマン 田中将司)

このページに関するお問い合わせ

広聴広報課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所本館3階
電話:042-769-8200 ファクス:042-753-7831
広聴広報課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム