憩いの場、木もれびの森を訪ねて(小林正弘さん)

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ページ番号1011271  最終更新日 平成30年1月12日

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  • 木もれびの森の写真
  • た畑地かんがい用水路の跡の案内の写真

ヒガンバナが咲き始めた9月の昼下がり、木もれびの森(相模原中央緑地、南区大野台)を訪ねました。この日は蒸し暑い日でしたが、森の中は市街地の喧騒や暑さと打って変わって、とても静かでひんやりと感じられました。木々の梢に目を向けると、木の葉が青空をバックに陽に輝き揺らいでいました。森の中には、傾斜の少ない散策路や芝生広場のほか、トイレやベンチも整備されており、子どもから年配の方まで心地よく散策できます。
森の北側には、かつて食糧増産を目的に整備された畑地かんがい用水路の跡(市登録有形文化財)があり、水路跡に沿って整った遊歩道(相模緑道緑地)もあります。この辺りは昔、「相模野」と呼ばれた荒野で、家畜の餌の草刈り場として利用され、落葉を畑の肥料に、木を炭や薪にしていたそうです。
今では森のすぐ近くまで住宅が建ち、市街地に残る貴重な緑地として、地域の住民や市などが協力して保全しており、憩いの場として開放しているとの事です。
かつての相模野の自然を残す森を、ゆっくりと歩いてみてはいかがでしょうか。
(平成28年9月 28年度市民カメラマン 小林正弘さん)

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