お米を炊(た)いたり保存(ほぞん)する道具

ページ番号1012579  最終更新日 令和5年2月6日

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羽がま 江戸時代~昭和の中ごろ

羽がまの写真
羽がま

かまどでご飯(ごはん)を炊くための道具です。かまどにかけるつばの部分が羽のようなかたちをしているので羽がまといいます。
「始めチョロチョロ、なかパッパ、ぐつぐついったら火をひいて、赤子泣(あかごな)いてもふた取るな」という言葉がありますが、これは絶(た)えず火かげんを調節(ちょうせつ)しながら、ご飯を上手に炊くための言い伝(つた)えです。

むずかしい火の調節があって、ごはんを炊くのも大変そうですね。

みんなは上手に炊けるかな?

おひつ 江戸時代~昭和の中ごろ

おひつの写真
おひつ

羽がまで炊いたごはんを移(うつ)し、食卓に持っていくためにつかった道具です。
木がよぶんな水分を吸(す)ってくれるので、ふたをしてもご飯が蒸(む)れずおいしさを保(たも)つことができました。現在(げんざい)でもお寿司屋(すしや)さんなどで見かけることもありますね。

電気炊飯器(でんきすいはんき) 昭和30年代~40年代

電気炊飯器の写真
電気炊飯器

電源(でんげん)を入れるだけで自動でご飯が炊きあがり、ご飯が炊きあがると自動で電源が切れる炊飯器(すいはんき)です。
羽がまでご飯を炊くときは火かげんなどが難(むずか)しく、ずっと見張(みは)っていなければいけませんでした。電気炊飯器の登場でごはんを炊くのがとても楽になりました。

保温ジャー 昭和30年代~昭和50年代

保温ジャーの写真
保温ジャー

電気炊飯器が誕生(たんじょう)したあともしばらくは保温することができなかったので、炊きあがったごはんはおひつに移(うつ)しかえていました。しかし、おひつのご飯はすぐに冷(さ)めてしまいます。そこで長時間保温(ほおん)することができる保温ジャーが誕生しました。

IH電気炊飯ジャー 現在

IH電気炊飯ジャーの写真
IH電気炊飯ジャー

ごはんを炊いてそのまま保温できることはもちろん、コンピューターが内蔵(ないぞう)されているのでかために炊いたり、おかゆにするなど自分の好(この)みにあわせておいしくご飯を炊くことができるようになりました。

いまではスイッチひとつでおいしいご飯を食べることができます!

もっとこうしてほしい!こんな炊飯器があったらいいのに!と思うことはありますか?未来の炊飯器を考えてみよう!

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