秋葉神社の火祭り(小池久男さん)

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ページ番号1011212  最終更新日 平成30年1月12日

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平成24年度市民カメラマン
小池久男さんのリポート

  • 火祭りの写真1
  • 火祭りの写真2

緑区与瀬、横橋(よこはし)地区の山間にある秋葉神社は、古くから「火伏せの神」として信仰され、毎年3月には火防、厄除け、家内安全を祈願して「火祭り」が開催されます。
長さ約2メートルの松明(たいまつ)が、山頂にある社の参道入り口周辺に、約100本並び激しく燃え上がります。松明(たいまつ)は、この地区の民家とほぼ同数用意され、これを燃やすことで、各家の火防になると信じられています。
この祭は明治時代より前から続くといわれ、肥松(ひで)(松の根)で作った薪を、青竹の先に挟むという松明(たいまつ)の作り方は、古くから受け継がれています。
江戸時代、数回の大火災に襲われたというこの地区では、「火伏せの神」の信仰が現在でも大切にされているのでしょう。
無数の大きな松明(たいまつ)が暗闇の中で燃え盛る姿は、荒々しい迫力と、幻想的な美しさが共存し、訪れた人たちを魅了します。
(24年度市民カメラマン 小池久男)

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