つくい中野夏まつり

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ページ番号1029326  最終更新日 令和5年9月22日

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5年度市民カメラマン
榎本 弘さん

平安時代(承和2年(835年))に主祭神を御穂須須美命(みほすすみのみこと)とし、中野神社ができました。7月28日に行っていた中野神社例大祭の名称を平成23年(2011年)につくい中野夏まつりに変更しました。

津久井町史文化遺産編(平成30年(2018年)発行)によると、祭りは、7月最終土曜日、日曜日に行われます。本来の例祭日である28日の午前10時からは、毎年、氏子総代と本部役員が参列して神事が行われます。中野地区には森戸・仲町・上町・奈良井・川坂・大沢の6自治会があり、中野神社のお祭りは6自治会が参加します。
 大人が担ぐ宮神輿は、昭和29年(1954年)に製作されたものです。初日の午前中に神社で神幸祭が行われ、午後から各自治会の子ども神輿と共に各地区を回ります。大神輿発輿祭で社殿から御神体を神輿に移し、お守りの頒布式の後に宮出しとなります。自治会ごとに色違いの半てんを着て、茶色の半てんを着た氏子が神輿を担ぎます。
 神輿のお浜降りは、夕方に総行司が担ぎ棒四方と最後に上から水を撒く浜降神事を行います。宮出しの際とお浜降りから宮入れまでの間、高張り提灯が神輿につきます。神輿が各町内の本部に来ると、本部に置かれた山車が出迎えと送りの囃子を奏でます。
 2日目の午後には、山車の巡行を行います。集合場所で6基の山車による囃子(森戸囃子・川和囃子[仲町]・築井囃子[上町]・稲城囃子[奈良井]・川坂囃子・大澤囃子)の叩き合いとなります。

 つくい中野夏まつりは、中野地区の夏を彩る伝統行事であります。1トンを超える大神輿の渡御と各自治会自慢の6つの山車による叩き合いが見物です。仲町や上町の叩き合いでは、山車の前に舞台や梯子を出して狐・獅子・おかめ・ひょっとこが山車から出て踊るせり出しをします。 夕方には幻想的な提灯の明かりの下、壮大な囃子の叩き合いや踊りが見物です。例年は2日間の祭りでしたが、今年は4年ぶり、1日間の開催でした。来年は、2日間の祭りが行われてほしいですね。

参考文献

相模原市教育委員会教育局生涯学習部博物館、市史編さん班(津久井町史担当).“神社と寺院”.津久井町史文化遺産編.神奈川,相模原市.2018,p253-254.

お祭りの様子

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令和5年7月 5年度市民カメラマン 榎本 弘さん

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