ハクモクレンの観察(内藤賀三さん)

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ページ番号1011161  最終更新日 令和3年9月4日

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平成28年度市民カメラマン
内藤賀三さんのリポート

  • ハクモクレンの木の写真
  • ハクモクレンの果実の写真

市立相模原北公園(緑区下九沢)のアジサイ園の丘にそびえ立つハクモクレンの木。ウメの花が散る3月中旬頃になると、冬の寒さを絶え忍んだ蕾が一斉にほころび、春の訪れを告げます。早春の青空に乳白色の花は一段と美しく映えます。花の美しさに着目しがちになりますが、ハクモクレンの花が散った後の半年間の様子を観察してみました。
ハクモクレンは花が散った後、先端が少し尖った薄緑色の葉を付け始めます。5月上旬頃になると、葉の間からニョキニョキと上向きに約5センチメートルの果実を付け始め、6月末~7月上旬、果実は所々ボコボコと膨らんだ形に成長します。果実が薄いピンクに染まる7月下旬頃になると枝の先に新しい花芽が付き始め、9月上旬頃には果実全体が真っ赤に染まります。9月下旬頃になると果実が弾けて中から種子が顔を出し、やがて果実は地面に落ち朽ちてしまいます。
同公園は四季折々の花や野草、ハンカチノキ、スモーク・ツリー、ブラシノキ、ムクロジなど様々な樹木が植えられており、いつ訪ねてみても新しい発見がありますので、相模原北公園を訪れてみてはいかがでしょうか。
(平成28年10月 28年度市民カメラマン 内藤賀三さん)

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