1.相模原市には、生物多様性を多くの人に知ってもらうための取り組みを行っている団体があります。その団体名は次のうちどれでしょう。
正解はのさがみはら生物多様性ネットワークです。
さがみはら生物多様性ネットワークは、生物多様性を将来にわたり保全するために活動しています。
2.生物多様性には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝子の多様性の3つのレベルがあります。種の多様性の例として最も適当なものは次のうちどれでしょう。
正解はの「市内に約1万種の生物が生息・生育していること」です。
多くの種の生き物が食物連鎖等でつながりあって生きていることを種の多様性といいます。1は遺伝子の多様性、2は生態系の多様性の例です。詳しくは当サイト「生物多様性とは?」をご覧ください。
3.里地里山で現在、主に課題となっていることは、次のうちどれでしょう。
正解はの「担い手や後継者の不足」です。
里地里山では農作業や伝統技術等の担い手や後継者が不足しています。山や農地に人の手が入らなくなることで、農作物の鳥獣被害が深刻化したり希少種が絶滅の危機に陥るといった課題もあります。
4.焼き鳥屋さん等で燃料として使われる炭はどのようにして作られているでしょう。
正解はの「木を密閉した空間に入れて加熱する」です。
木を窯(かま)等に入れ酸素を遮断して加熱すると炭ができます。炭はトイレや冷蔵庫の脱臭用として見かけますが、昔の日本では炊事や暖房に炭を燃料として使っており、炭焼きは古来から伝わる日本の伝統技術です。
5.ゲンジボタルの特徴について、正しくないものは次のうちどれでしょう。
正解はの「寿命は1週間である」です。
ゲンジボタルの寿命は約10か月~1年程度です。冬は土の下で休眠し、6月頃成虫になると何も食べず1週間程度で一生を終えます。相模原市内では、保全団体や地元の方が協力してゲンジボタルが暮らせる環境を守っています。
6.生物多様性の保全と持続可能な利用を進めるための基本的な考え方や行政、国民、事業者などの責務を定めた法律を何というでしょう。
正解はの「生物多様性基本法」です。
生物多様性基本法は、生き物や自然環境の保全と生物多様性に配慮した国土や自然資源の持続可能な利用をバランスよく推進することを原則としています。
7.環境省などで作成している絶滅のおそれのある野生生物の種のリストは次のうちどれでしょう。
正解はの「レッドリスト」です。
レッドリストといいます。 環境省レッドリスト2020では、約3800種の生物が絶滅危惧種になっております。
8.特定外来生物のウシガエルについて正しいものは次のうちどれでしょう。
正解はの「もともとは食用として輸入されていた」です。
ウシガエルは食用として輸入されていました。しかし人の管理の手から自然界に放れた個体は日本在来の生き物を食べたりすみかを奪うなど生態系を壊してしまいました。現在は「特定外来生物」に指定され、輸入・飼育・繁殖、保管、生きたまま移動させたり、野外に放つ、譲り渡すことは法律で禁止されています。
9.地球温暖化を防止するため暖房時の室温を20℃(目安)で快適に過ごす生活様式は次のうちどれでしょう。
正解はの「ウォームビズ」です。
ウォームビズは、暖房に必要なエネルギー使用量を削減することによって、CO₂の発生を削減し地球温暖化を防止することが目的です。
10.生物多様性を守るためにも、地球の気温上昇を抑えるには、世界が協力して取り組む必要があり、2015年には温室効果ガスを削減する約束が交わされました。さて、この約束は次のうちどれでしょう。
正解はのパリ協定です。
2015年にフランスのパリで温室効果ガス削減に関する国際的取り決めを話し合う「国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)」で決まりました。
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