消防・救急・防災・交通安全 よくある質問
質問溺れた人に対する応急手当の方法について知りたい。
回答
溺れて意識がない人に対する応急手当
- 腹部を圧迫して水を無理に吐かせる必要はありません。
- 反応と普段どおりの呼吸が確認できなければ直ちに心肺蘇生を開始してください。
- 心肺蘇生の必要な状態であっても、安全な場所まで傷病者を移動させてから手当を開始してください。
- 溺水の場合も通常の心肺蘇生の手順に従って実施してください。ただし、溺水では呼吸ができず低酸素になり心停止に陥っていることが多いです。このような場合には、肺から酸素を送り込むことが重要であり、人工呼吸ができる技術と意思があれば人工呼吸を実施してください。
- 飛び込みなどにより、水面に叩き付けられた際の溺水では頚部の外傷が疑われますが、心肺蘇生が必要であれば、頚部を固定するよりも心肺蘇生を優先してください。
溺れた人に呼気を吹き込んだ時、水を吐いた場合の応急手当
- 水を吐いた場合は、気道に水が入らぬよう顔を静かに横に向け水を吐かせてから心肺蘇生を続けてください。
また、水とともに異物が吐き出された場合は、気道がふさがれないように布やタオルなどにより可能な範囲で取り除いてください。
最終更新日: 2025年6月19日
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
救急課
住所:〒252-0239 中央区中央2-2-15 消防指令センター4階
電話:042-751-9142 ファクス:042-786-2472
救急課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム