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宇宙科学講演会 〜小型月着陸実証機 SLIM が拓く太陽系探査の未来〜
相模女子大学グリーンホールにて開催される、JAXA宇宙科学研究所のイベントです。
今年1月、市民の皆様とともに応援した小型月着陸実証機 SLIM の
世界初となるピンポイント月着陸成功は私たちに多くの感動をもたらしてくれました。
この度、JAXAの研究者を中心に臨場感いっぱいに語る講演会が開催されます。
ロビーでは SORA-Qのデモンストレーションを計画中とのこと。
そして会場には『宇宙なんちゃら こてつくん』の こてつくん がやって来ます!
ゴールデンウィークは親子で太陽系探査の未来を感じてみませんか?
- 日時:令和6年5月5日(日曜日・祝日)
- 午後1時~4時(開場:午後0時)
第一部:講演会
- 坂井 真一郎 (SLIMプロジェクトマネージャ)
宇宙機応用工学研究系 教授 - 大竹 真紀子 (SLIMプロジェクト ペイロードマネージャ)
会津大学 教授
第二部:パネルディスカッション
道上 啓亮 氏 (JAXA)、伊藤 琢博 氏 (JAXA)、宇佐美 尚人 氏 (JAXA)
赤木 謙介 氏(株式会社タカラトミー)
※ 内容は大人向けですが、どなたでも入場いただけます。
※ そのほか、宇宙研生協が特別出店。グッズや書籍を販売します。
- 会場:相模女子大学グリーンホール(大ホール)
- 入場料:無料(Web事前予約制)
- 申込み:4月15日 (月曜日) 午後0時より JAXA宇宙科学研究所ホームページで受付開始
- 定員: 1,000名 (先着順)(定員になり次第終了)。
詳細や申込みはJAXA宇宙科学研究所ホームページをご確認ください。
SLIM応援メッセージ贈呈式
令和5年12月27日(水曜日) SLIM(すりむ)の月面着陸の成功を祈って、寄せられたメッセージ(1,140件)を活用して作成したボードと特製アルバムを本村市長より、 JAXA宇宙科学研究所藤本正樹副所長へ贈呈しました。
多くの方から応援をいただきありがとうございます。
メッセージを書くにはSLIMのことを思っていただいたことと思います。今後月を見上げた時に、メッセージを書いた気持ちを自然と思い出して、元気になってもらえればと思います。
将来、月に行く人が増えていくためには、ピンポイント着陸、行きたいところに行くという技術が必要で、そういった意味では、私たちは世界で初めてのミッションと考えています。
皆さんの思いに答え、必ず成功させたいと思います。
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「宇宙を身近に感じられるまち さがみはら」って?
JAXA(宇宙航空研究開発機構)相模原キャンパスがある相模原市では、宇宙を身近に感じられるまちづくりを進めています。
最寄り駅であるJR淵野辺駅では、「銀河鉄道999」の発車メロディが流れ、駅周辺の通りや地元商店会には宇宙に関連した名称が付けられています。
駅前からJAXA相模原キャンパスまでの歩道と自転車通行帯には、惑星やJAXAの探査機などが描かれた路面シートが設置され、宇宙を感じながらJAXA相模原キャンパスまで行くことができます。
また、JAXAの研究施設をきっかけに相模原市を含む7市町では「銀河連邦」を組織し、銀河連邦フォーラムの開催や、子ども、スポーツ、経済などの各分野で交流を深めています。
JAXA相模原キャンパスでは、宇宙に関する様々な研究のほかに、ロケット・人工衛星の開発などが行われており、小惑星イトカワのサンプルを採取し地球に持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」や小惑星リュウグウのサンプルを回収し、カプセルを地球に送り届けた「はやぶさ2」も、JAXA相模原キャンパスで開発・運用が行われました。
いわば相模原は「はやぶさ」及び「はやぶさ2」の故郷です。今も「はやぶさ2」の宇宙の旅は続いています。