生涯学習とは
教育基本法では、「生涯学習の理念」として、第3条で「 国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。」と規定しています。
誰もが、いつでも、どこでも学びたいときに学ぶ…。
「生涯学習」は、学校で行われている教育課程に基づく教育活動はもちろん、地域の公民館や総合学習センター、津久井生涯学習センターや、民間カルチャーセンターなどでの学習、様々なスポーツ施設でのスポーツ、ホールや文化施設などでの芸術・文化の活動をはじめとして、子どもから大人まで、趣味や生きがい、キャリアアップのための学習など、自らの充実や生活の向上のために、自ら、自分に適した方法を選んで生涯にわたってあらゆる機会や場所において行われる学習のことです。
相模原市の取り組み
教育委員会では、市民の皆さんの学習ニーズにお応えするため、学校と地域の協働による開かれた学校づくり、学習施設の整備、各種事業の実施、学習情報の提供、スポーツの振興、各種団体の育成などを行っています。
また、教育委員会以外の部局でも、市民のみなさんの生活に密着した各種啓発イベントや講座、市民活動を支援する各種事業、まちづくりのワークショップ、豊富な観光や産業振興のイベントなどを通じて、市民のみなさんの学習への多様なニーズにお応えする取り組みを行っています。
民間の取り組み
公民館や地域の施設などで活動するグループ・サークル、各種団体や全市的、または市域や県域を超えて広域的に活動するNPOなどの市民活動団体により、様々な学習や活動の取り組みが行われています。
また、市内の大学・専門学校などの高等教育機関、カルチャーセンターやスポーツクラブ、音楽教室などの民間教育事業者や施設でも、様々なニーズに対応する講座が行われているほか、そのほかの企業などにおいても社会貢献の一環として学習機会の提供が様々な形で行われています。
生涯学習のマスコット「マナビィ」について
生涯学習のマスコット「マナビィ」
(デザイン:石ノ森章太郎)
文部科学省の依頼により、故・石ノ森章太郎さん(漫画家)が無償でデザインした生涯学習のマスコットマークです。生涯学習の「学ぶ」とみつばちの「Bee」(英語)を合わせ、「マナビィ」と名づけられました。蜜蜂の触覚は2本ですが、「学」という字の頭に角が3本あるように、学ぶことの好きな「マナビィ」には触角が3本あります。そして、老若男女がいつでもどこでも楽しく学び活動するといった生涯学習のイメージを浸透させることに大きな役割を果たしています。
マナビィが持っている「壺」の模様は、「マナビィ」のイニシャル「M」が描かれています。また、壺の中に入っているものは、一見ハチミツにも見えますが、じつは、「マナ」(コエンドロ(コリアンダー))という植物の実で、イスラエルの民がエジプトを脱出し、荒野を旅していたときに天から授かり、以後40年間、この「マナ」だけを食べて生き延びたと言われている食べ物だそうです。 石ノ森章太郎さんは、「学び」は人々が生きていく上で欠かせないものであるというメッセージを、我々に託されたのでしょう。
「マナビィ」は、生涯学習のマスコットとして、全国各地で活躍しています。
そして、相模原市でも、「マナビィ」は、生涯学習のマスコットとして、ホームページやパンフレット等、色々な場面で活躍しています。
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生涯学習課
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