2025フォトシティさがみはら 受賞作
受賞作
プロの部受賞者
さがみはら江成常夫賞 亀山 仁 『Burma/Myanmar戦禍の記憶2019-2024』(写真集)
略歴
1966年 東京生まれ、相模原市在住
2004年 写真家渡部さとる氏写真ワークショップ2Bに参加、翌年ワークショップ主催の撮影ツアーでミャンマーと出会う。ミャンマーに暮らす人々とその生活、風土を撮影し写真展開催や写真集を出版。
2013年 写真集「Thanaka」(冬青社、日本図書館協会推薦図書選定)出版。
2017年 写真集「Myanmar2005-2017」(冬青社)出版。
2021年 写真展「日常のミャンマー」をギャラリー冬青、兵庫県伊丹市平和パネル展で開催ほかミャンマー写真展多数開催。
2024年 一般社団法人「ミャンマーの平和を創る会」を設立。
さがみはら写真アジア賞 マイカ・エラン(ベトナム) 『The Pink Choice』(写真集)
略歴
1986年生まれ
本名:グエン・タン・ハイ(Nguyen Thanh Hai)
ハノイの人文社会科学大学で社会学を専攻した後、写真への情熱を見出し、2006年よりLOMOシリーズのカメラなど、さまざまなカメラを使って日常生活の一瞬を撮り続けている。
2008年、ベトナムの編集者やファッション企業と組んで、プロの写真家としての道をスタートさせた後、2010年にはドキュメンタリー写真に焦点を移し、最初のプロジェクトを「The Pink Choice」(ピンクの選択)と題し、ベトナムのゲイカップルの私生活を掘り下げた。このプロジェクトは広く認知され、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、ルーマニア、スペイン、中国、インド、ブラジルなどの著名な雑誌に掲載される。
自身の才能と献身により多くの名誉ある賞を受賞している。2010年にはインドシナ・メディア記念財団の「ベストフォトエッセイ賞」と「ベストシングルフォト賞」を獲得した。また、「The Pink Choice」は2012年のアジア女性写真家コンペティションでファイナリストに選ばれた。
2013年には、同作が世界報道写真展2013の「現代社会の問題」部門で最優秀賞、Pride Photo Award 2013のDocumentary Storytelling部門でも最優秀賞を受賞するなど、注目作として高い評価を得ている。写真への情熱は、オランダのアムステルダムで開催される著名なJoop Swart Masterclassへの参加に繋がった。さらに2014年〜2016年のVII Mentor program参加者に選ばれるなど、数々の実績により2014年、Forbes Vietnamの「世界を変える30歳未満の30人」に選出された。
その後も目覚ましい活躍を続け、世界報道写真財団主催の2017年東南アジア・オセアニア地域における第1回6x6 Global Talent Programの才能ある6名の一人に選ばれ、翌年はElliott Erwitt Havana Club 7 FellowshipとVisionary賞にノミネートされた。彼女の専門知識と影響力は高く評価されており、その証として、2023年の世界報道写真コンテストでグローバル審査員に選出された。
現在も写真家、フォトエディター、クリエイティブプロデューサー、審査員、メンターなど、写真界の各分野で活躍している。
さがみはら写真新人奨励賞 河田 真智子 『医療への信頼』(写文集・写真展)
略歴
1953年東京生まれ
本名 榊原 真智子
成蹊大学文学部卒
マリン企画で雑誌編集を経て、1980年独立。
1978年より島の愛好会「ぐるーぷ・あいらんだあ」を30年間主宰。
1999年より奄美群島振興開発審議会委員、鹿児島県100人委員などを務める。
1991年より障害児の母親の会「マザー・アンド・マザー」を1999年まで主宰。
2024年南日本新聞客員論説委員。
島の図書館に本を「送る」活動を49年継続。
胃ろう造設、気管切開した38歳の娘を家庭で育てながら島に通う。
さがみはら写真新人奨励賞 中西 敏貴 『Land of Fusion地と記憶』(写真集・写真展)
略歴
1971年大阪生まれ。2012年に北海道へ移住。
古来から続く基層文化に興味を持ち、各地への旅を続けながら自然と人の関わりを探究している。主な写真集に、先住民族の自然観を想像し風景を描いた「Kamuy」(玄光社、2020年)、有史以前の自然をイメージした「オプタテシケ」(Case Publishing、2023年)、オホーツク文化を舞台にした「Land of Fusion 地と記憶」(Case Publishing、2024年)などがある。主な展覧会として、「Kamuy」(キヤノンギャラリーS、2020年)、「オプタテシケ」(キヤノンギャラリー銀座、2024年)、「Land of Fusion 地と記憶」(モエレ沼ガラスのピラミッド、2024年)、「The New Land」(入江泰吉記念奈良市写真美術館、2024年)など。
アマチュアの部受賞者
金賞 平井 正友 『感動!!』
アマチュアの部
- 応募者数:428名
- 応募作品:1,563点
金賞(1名)
銀賞(2名)
銅賞(3名)
市民奨励賞(1名)
みどり賞(3名)
入選(45名)
ユースの部受賞者
最優秀賞 幸地 今梨 『あの子との時間』
ユースの部
- 応募者数:32名
- 応募作品:66点
最優秀賞(1名)
優秀賞(1名)
奨励賞(5名)
ジュニアの部受賞者
最優秀賞 島田 隼人 『おだやかにくらしているキレイなメダカ』
ジュニアの部
- 応募者数:194名
- 応募作品:206点
最優秀賞(1名)
優秀賞(1名)
奨励賞(5名)
受賞作品については、次の受賞作品一覧をご覧ください。
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選出区分の補足について
- 市民奨励賞:相模原市民の応募者を対象として選出します。
- みどり賞:相模原橋本ロータリークラブ様のご協賛により2020年に新設しました。相模原市緑区を題材にした作品を対象として選出します。
- ユースの部:高校生及び高校生世代を対象とした部門。(2024年に新設)
- ジュニアの部:中学生以下を対象とした部門。(2024年に新設)
過去の受賞作
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