MODELROOMING×HASHIMOTATION(モデルルーミング×ハシモテイション)
イベントカテゴリ: 文化・芸術
開催概要
本展覧会では、マンションギャラリーとして使用されていたアートラボはしもとの2階にあるモデルルームを舞台に、多摩美術大学・大学院を卒業した4名のメンバーからなるアーティスト・ユニット「風景のありか」の作品展示を行います。
全国のさまざまな場所に建てられては、実際の住居の完成とともに、1年と経たずに壊されていくモデルルーム。その場所は、インテリアや思い出の写真など、住む人の暮らしやこだわりから生まれる「生活感」が一切存在しない空間でありながら、新しい生活の「理想」やそこでの暮らしをイメージさせる特殊な空間と言えます。当館もかつては、橋本での暮らしを始めようとする人々が訪れるモデルルームのひとつでした。
本展は、そうした住居から見えてくる人々の理想や価値観、あるいは日々の暮らしや地域の風景を、当館のモデルルームのなかで共存させる試みです。橋本周辺地域を含め、これまでに出会った風景を4者4様に表現する風景のありかの「モデルルーム」は、どのような生活空間として表れるのでしょうか。ぜひ会場で体験してください。
- 会期:2019年9月7日(土曜日)、8日(日曜日)、14日(土曜日)、15日(日曜日)、16日(月・祝)、21日(土曜日)、22日(日曜日)、23日(月・祝)
- 会場:アートラボはしもと
- 時間:午前10時~午後5時
- 入場無料
- 会期中は、アーティストが全日会場に滞在します。
- 主催:風景のありか
- 共催:アートラボはしもと(相模原市)
- 後援:アートラボはしもと事業推進協議会
(女子美術大学・桜美林大学・多摩美術大学・東京造形大学・相模原市) - お問い合わせ:042-703-4654(午前9時~午後5時、水曜休館)
アーティスト
村上佳苗、石原七生、上野和也、加藤真史の4名で立ち上げたアーティスト・ユニット。素材やモチーフに向かう姿勢の泥臭さと、自然や景観に出会い、内面とやりとりをすることが各自の制作の軸となっていることを共通項にしている。
村上佳苗
愛媛県生まれ
2011年 多摩美術大学大学院 博士前期課程絵画専攻油画研究領域 修了
2016年 第19回岡本太郎現代芸術賞 入選
2017年 秋の企画展「石原七生×村上佳苗 潮綯い合す処」(今治市大三島美術館、愛媛)
石原七生
東京都生まれ
2008年 多摩美術大学 造形表現学部造形学科 卒業
2018年 「石原七生 個展 まわる めぐる わになる」(ギャラリー枝香庵、東京)
2019年 「東京キャラバン2019」メインビジュアル制作
上野和也
熊本県生まれ
2012年 多摩美術大学大学院 博士前期課程絵画専攻油画研究領域 修了
2017年 「想像力あるいは創造力の射程距離」(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA、神奈川)
2018年 「ヘテロトピア・クエスト」(アキバタマビ21、東京)
加藤真史
愛知県生まれ
2012年 多摩美術大学大学院 美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域 修了
2018年 「舞台裏を観測する」(CRISPY EGG Gallery、神奈川)
2019年 「Surfacing from Depth」(Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi、東京)
風景のありか SNSページ
次のページで、展覧会のコンセプトや作品制作の様子などを公開しています。
関連ワークショップ
ワークショップの詳細は次のページをご覧ください。
イベント情報をiPhone・iPad端末のカレンダーに取り込めます。
カレンダーへの取り込みについて説明を読む
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
アートラボはしもと
住所:〒252-0207 中央区矢部新町3-15 青少年学習センター内
電話:042-703-4654 ファクス:042-703-4659
アートラボはしもとへのメールでのお問い合わせ専用フォーム