「大谷有花×川田祐子 2人展」関連ワークショップ
「クレヨンの魔法をかけよう! みんなで描くウサギねずみの不思議な旅」
- 日時 平成19年7月28日(土曜日)
- 場所 相模原市民ギャラリー
- 対象 3歳から小学生
- 大谷作品の「ウサギねずみ」を主人公にして画用紙の上に物語を展開させます。
クレヨンと絵の具を使って、「ウサギねずみ」の世界をみんなで表現しました。
1. まずは展示室でウサギねずみのお話を先生から聞きました。
2. 会議室に戻って、ウサギねずみのお友達や、ウサギねずみの世界を想像してクレヨンで描きました。
3. クレヨンで物語を作った後に、今度はその上から絵の具の魔法をかけました。
4. それぞれが作ったお話をみんなの前で発表です。
(注)この物語は、参加者のお話(それぞれが作った「ウサギねずみの物語」)をもとに、参加者全員の作品とその物語を構成し、ひとつの物語にしたものです。
キミドリの部屋にきれいな花柄のソファーがありました。
ウサギねずみは窓から外を見ました。外にはシャボン玉がたくさん飛んでいました。
ウサギねずみはピョン!と外に飛び出しました。すると、木も飛んでいました。
7色のチョウチョも飛んでいました。きれいなお花も咲いています。
楽しくなって、みんなでお歌も歌いました。ウサギねずみは7色のシャボン玉をみつけました。
パン!はじけたシャボン玉は虹を作りました。
虹の方へ出かけてみると、花色のソファーがありました。そこで少しお休みすることにしました。
こわそうな恐竜がでてきました。するとウサギねずみの耳はツノになりました。
強くなったウサギねずみは虹の上を歩いていました。上からは大きな木や、きれいな空も見えました。
気がつくとウサギねずみのツノはなくなり、シッポが虹色になっていました。
虹の世界をこえるとそこは人間の世界でした。
人間の世界も楽しそうでした。大きなお山もありました。
電車にのって動物園にいきました。オリの中にはライオンがいました。
遊園地にもいきました。ジェットコースターもありました。初めてだけどのってみることにしました。
わー!すごいスピードだ!くらくらするぞ。ここはどこだ!?
あたりは急に暗くなって、おばけがたくさん見えました。
黄色いおばけもいました。
目をゆっくりあけてみると、そこはもとの遊園地でした。
仲の良さそうな姉妹がいました。「わたしたちコンサートにいくの」ウサギねずみはついていくことにしました。
コンサートは大いに盛り上がり、跳びはねている子もいました。
音楽にあわせてシャボン玉も飛んできました。「あっ!7色のシャボン玉だ!」ウサギねずみは気がつきました。「そろそろ帰らなくちゃ!」
7色のシャボン玉は虹になり、ウサギねずみをお家まではこんでくれました。
キミドリの部屋に戻ったウサギねずみは、人間の世界で楽しんだことを、お友達にお話ししました。
たくさんの思い出をもったウサギねずみは、強くなりました。背中にはいつの間にか金色の羽がはえていました。
(おしまい)
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