カナダ代表ボートチームの事前キャンプについて
2018年(平成30年)1月18日に、カナダボート協会等と本市との間で、東京2020大会における事前キャンプの実施に関する覚書を締結し、本市がカナダ代表ボートチームの事前キャンプ地となることが決定しました。また、同年4月には、国(内閣官房)より、カナダを相手国としたホストタウンに登録されました。
事前キャンプとは
外国選手が、移動や時差による身体への負担を軽減させるとともに、本大会により近い気象条件や環境下で練習することで、選手のコンディション調整やパフォーマンス向上を目的に行うトレーニングキャンプです。オリンピックの事前キャンプは、概ね大会前の2~3週間程度行われると言われています。
ボート競技とは
水上の直線コースでオールを使ってボートを漕ぎ、順位を競う競技です。カヌーとは逆で、進行方向に背を向けて漕ぎます。日本の国民体育大会などでは1,000メートルで行われますが、オリンピックを含め多くの国際大会では2,000メートルの距離で行われます。オールを右手と左手に1本ずつ、合わせて2本持って漕ぐ「スカル」種目と、オールを1人1本ずつ持って漕ぐ「スウィープ」種目に分けられ、舵手の人数や体重によりさらに細かく分かれます。オリンピックでは、男女各7種目が行われます。
利用する施設と期間
カナダ代表ボートチームの事前キャンプ期間中は、市民の皆さんの利用が制限されます。ご理解とご協力をお願いいたします。
- 県立相模湖漕艇場(2,000メートルコース・管理運営棟など)
事前キャンプ実施期間:2021年(令和3年)7月1日(火曜日)から17日(土曜日)まで
カナダ代表ボートチームのオリンピックでの成績
カナダ代表ボートチームは、1904年セントルイス大会から毎回出場(大会への参加をボイコットした1980年モスクワ大会を除く)しているボート競技の古豪です。これまでに9個の金メダルを含む41個のメダルを獲得しており、1992年バルセロナ大会から2016年リオ大会まで7大会連続でメダルを獲得しています。東京2020大会の予選を兼ねた2019年世界ボート選手権でもメダルを獲得した種目があり、東京2020大会でも活躍が期待されます。
カナダ代表ボートチームを英語で応援しよう!
相模原市で事前キャンプを行い、夢の舞台へと進むカナダ代表ボートチームを、公用語の一つである英語で応援してみませんか。
- Let’s Go! CANADA!(レッツゴー!カナダ!)
日本語で「行け!カナダ!」の意味です。 - Good Luck!(グッド・ラック!)
日本語で「がんばって!(幸運を!)」の意味です。
このほか、NHK(日本放送協会)の「世界を応援しよう!」のページでは、カナダ選手団の応援の仕方が動画で解説されています。ぜひ覚えてみてください。
テストキャンプの受入
本市では、2019年(令和元年)8月に東京2020テストイベントを兼ねて開催された「世界ボートジュニア選手権」に出場するカナダ代表ボートチームの合宿を、東京2020大会に向けたテストキャンプとして受け入れました。選手が宿舎に到着した際には、多くの市民の皆さんの歓迎を受けたほか、さがみ湖湖上祭花火大会を観覧するなど、競技の練習だけでなく、多くの交流の機会が生まれました。
相模原市とカナダとの関わり
相模原市は、1991年(平成3年)5月31日に当時のスカボロー市と友好都市を提携しました。その後、スカボロー市は、1998年(平成10年)1月1日にトロント市を含む近隣5市と合併し、新トロント市になり、友好都市関係が引き継がれ、教育・文化・スポーツ・経済など幅広い分野で交流を続けており、カナダは相模原市民にとって馴染み深い国となっています。
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