総合防災訓練
政治・経済などの中枢機能が集積した首都地域である九都県市(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市)では、毎年合同で、首都直下地震や南海トラフ地震等、首都圏に大きな被害をもたらすことが懸念される地震を想定し、市民、防災関係機関及び国と連携・協力して訓練を実施しています。
第44回九都県市合同防災訓練(兼令和5年度相模原市総合防災訓練)の実施結果について
関東大震災から100年の節目の日に、消防、警察、自衛隊及び在日米陸軍など、146機関・団体が参加し、例年より大規模に、本市を中央会場として、九都県市合同防災訓練を実施しました。また、当日は、政府が実施する「令和5年度「防災の日」総合防災訓練」の一環として、岸田内閣総理大臣も会場に訪れ、本村市長と共に訓練の様子を視察されました。
訓練の様子をYouTubeでライブ配信しました。訓練終了後もライブ配信動画は公開しておりますので、ぜひご覧ください。
実施日時(主会場)
令和5年9月1日(金曜日)午前10時から午後0時15分まで
※防災フェア(展示・体験)は、午前9時から午後0時30分まで
実施場所(主会場)
相模総合補給廠一部返還地及び相模原スポーツ・レクリエーションパーク
参加機関等
参加機関・団体 146機関・団体
参加者 約4,600人
訓練想定
令和5年9月1日(金曜日)午前10時00分、相模原市直下を震源とするマグニチュード7クラスの地震が発生。市内最大震度6強を観測、がけ崩れ、建物倒壊、火災等が発生し、死傷者も出ている。また、鉄道、道路、電気、ガス、水道、通信等のライフラインにも被害が発生している。
訓練実施項目等
主会場
- さがみはら1分間行動訓練(その場で姿勢を低くし、頭部を手や荷物で保護します。)
※大規模地震発生時のはじめの1分間に、落ち着いて適切な行動をとるための訓練です。
- 市民による訓練(初期消火訓練、救出訓練、応急救護訓練、小学生による訓練、災害ボランティア訓練等)
- 情報収集活動訓練(車両、航空機、ドローン、無線を使用)
- 緊急交通路確保・道路啓開訓練(事故車両、がれき等の除去)
- 救出救助・消火訓練(消防隊等による救出救助)
- 医療救護訓練(災害現場におけるトリアージ、医療救護)
- 航空機訓練(ヘリコプターによる救援物資輸送や被災者搬送)
- 救護所運営訓練(傷病者のトリアージ、応急手当、搬送調整)
- 現地合同調整所運営訓練(訓練参加部隊相互の情報共有と活動調整)
- ライフライン復旧訓練(電力・通信・ガス・水道復旧、応急仮設住宅建設)
- 救援物資輸送訓練(救援物資の受け入れ、仕分け、輸送)
- システム通信訓練(ひばり放送等による情報伝達)
- 防災フェア(啓発物品展示・配布、体験コーナー)
その他会場
- 緑区藤野(名倉グラウンド)
孤立対策推進地区対応訓練(孤立地区からのヘリコプターによる被災者救出、搬送訓練) - 南区相模大野(小田急電鉄相模大野駅及び駅周辺)
帰宅困難者対策訓練(帰宅困難者を駅から安全に誘導する訓練)
訓練の様子
関連情報
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