感染症情報センター
感染症情報センターとは
感染症情報センターは、国の感染症発生動向調査実施要綱に基づき設置されるもので、各都道府県等域内に1カ所、原則として地方衛生研究所に設置することとなっています。本市では、平成31年1月1日から、相模原市衛生研究所に感染症情報センターを設置し、感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析し、提供しています。
週報(毎週木曜日午後3時頃更新予定)
週1回、市内における感染症発生状況(全数把握疾患、定点把握疾患)を掲載
週報トピックス
★今週の注目疾患 今週の注目疾患 劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)
溶血性レンサ球菌は、一般的には小児を中心に急性咽頭炎を引き起こす細菌です。まれに重篤な病状となることがあり、劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)と呼ばれています。大人に多く発症するのが特徴で、メディア等では「人喰いバクテリア」ともいわれています。その報告数は国内において増加傾向で、7月21日現在で既に過去5年間の最多報告数を上回るペースとなっています。本市においても患者数の増加が認められ、注意が必要です。
最初は手足の強い痛みのほか、発熱や悪寒などの風邪様症状が見られ、その後急激に症状が進行し、呼吸不全や意識障害、多臓器不全をきたし死に至る場合があります。
重症化を防ぐためには、早期の治療が重要です。疑わしい症状がある場合は、直ちに医療機関を受診しましょう。感染経路は不明なことが多いですが、基本的な感染対策を心がけるとともに、傷口は清潔に保ち、感染防止に努めましょう。
引き続き、新型コロナウイルス感染症と手足口病の報告者数が多い水準となっています。手洗いなどの基本的な感染症対策をしっかりと行い、感染予防の徹底をお願いします。
月報
月1回、市内における感染症発生状況(定点情報)を掲載
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相模原市感染症情報
月1回、気を付けるべき感染症や予防のポイント等についてまとめています。感染症予防の啓発にぜひ御活用ください。
- 今月の注目疾患:腸管出血性大腸菌感染症
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