感染症情報センター
感染症情報センターとは
感染症情報センターは、国の感染症発生動向調査実施要綱に基づき設置されるもので、各都道府県等域内に1カ所、原則として地方衛生研究所に設置することとなっています。本市では、平成31年1月1日から、相模原市衛生研究所に感染症情報センターを設置し、感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析し、提供しています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が5類感染症の定点把握感染症となります
令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の位置付けが5類感染症に変更されることに伴い、感染者の全数を把握する全数把握感染症から、指定した医療機関からの報告数のみを把握する定点把握感染症へ変更となります。
指定した医療機関(定点)からの継続的な報告による調査(定点サーベイランス)は、一定程度の流行が認められる感染症の流行の傾向(トレンド)と水準(レベル)を把握することが可能であり、その調査結果を感染症週報(原則、毎週木曜日に発信)に掲載しています。
5月8日以降の本市におけるCOVID-19の流行状況については、インフルエンザ等の感染症と同様に定点当たり報告数を5月18日に発行する感染症週報から掲載しています。
週報(毎週木曜日午後3時頃更新予定)
週報トピックス
今週の注目疾患 インフルエンザ
第38週(9月18日~24日)の本市におけるインフルエンザの定点当たりの報告数は、6.76でインフルエンザの流行が続いており、9月中旬以降はインフルエンザウイルスAH3亜型とインフルエンザウイルスAH1pdmが検出されています。
また、市内の学級閉鎖数も18件報告されています。
引き続き手洗い等の基本的な感染症予防対策を行うとともに、感染後の発病や重症化の予防に対して一定の効果が認められているインフルエンザのワクチン接種を検討しましょう。
予防するには
- 外出後の手洗い等
流水や石けんを使った手洗いやアルコール製剤による手指消毒は手指についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。 - 咳エチケット
咳などがでる場合はマスクを着用するようにしましょう。マスクを持っていない時はティッシュや肘の内側で鼻と口を覆いましょう。 - 適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。 - 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。 - 人混みや繁華街への外出を控える
高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への不要不急の外出を控えましょう。やむを得ず、混雑した場所へ行く場合はマスク着用が効果的です。
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