SUPER OPEN STUDIO 2018
イベントカテゴリ: 文化・芸術
開催エリア:緑区
「SUPER OPEN STUDIO」は、その名の通り、アーティストのスタジオ(制作場所)をオープン(公開)することに主軸をおいたアート・プロジェクトです。
「SUPER OPEN STUDIO」の舞台となる相模原市と町田市・八王子市の一部エリアには、女子美術大学・桜美林大学・多摩美術大学・東京造形大学などの美術系大学が所在しています。それらを卒業・修了した多くのアーティストがこの地に留まり、倉庫や廃工場を改築したスタジオを構えて作品制作を続けています。その数はスタジオ数で20軒以上。所属アーティストの数では120人以上にもなります。つまり、この地域は国内最大級の「アートの生産地」と言うことができるのです。
開催期間中、各スタジオでは作品展示や公開制作・パフォーマンスなど、それぞれの特色を活かしたプログラムが実施されています。また、会場のひとつとなる〈アートラボはしもと〉では、複数名のアーティストがそれぞれ企画した展覧会を開催するほか、バスツアーやトークショー、親子向けワークショップなども行われます。
「SUPER OPEN STUDIO」を通して、作品が生み出されていく現場の空気を体感するとともに、アーティストとの出会いや語らいなどを、どうぞお楽しみください。
開催概要
- 会期 2018年10月13日(土曜日)から11月4日(日曜日)
- アートラボはしもと会場 午前10時から午後6時
- 休館日 水曜日
- スタジオ公開時間 午後1時から午後6時(公開は土・日曜日、祝日のみ)
- 入場無料
※公開スケジュールはスタジオによって異なりますので、ご確認の上お出かけください。(下記一覧表、または公式ホームページ参照) - 主催 SUPER OPEN STUDIO 2018 実行委員会(Super Open Studio NETWORK・アートラボはしもと)
- 共催 アートラボはしもと(相模原市)
- 助成 公益財団法人 朝日新聞文化財団
- 協賛 東京造形大学校友会 ・多摩美術大学校友会・株式会社studio ban
- 後援 アートラボはしもと事業推進協議会
(女子美術大学・桜美林大学・多摩美術大学・東京造形大学・相模原市)
参加スタジオ
桶屋/pimp studio/LUCKY HAPPY STUDIO/STUDIO ISSEI/ ゲルオルタナ/studio kelcova/相原スタジオ/アトリエボイス/RED IRON STUDIO/LION/モゲスタ Moge Studio/Art space Kaikas’/ クンストハウス/ESA/二DEC/STUDIO 牛小屋/REV/TANA Studio/アトリエ481/STUDIO VOLTA/STUDIO カタクリコ/RMP/Bartleby/studio ban/SPECIAL FEELING STUDIO
SOMETHINKS(展覧会)
「SOMETHINKS」では、参加スタジオに所属する複数名のアーティストが展覧会をディレクションしました。 それぞれの企画者が持つ個人的な関心や制作スタイルに基づいた多様な展覧会が、共鳴・干渉・反発しながら一つの総体となることで、この土地で脈打っているアートのバイブレーションを感じていただけることと思います。 各スタジオの公開と合わせてお楽しみください。
- 会期 平成30年10月13日(土曜日)から11月4日(日曜日)
- 日時 午前10時から午後6時
- 休館日 水曜日
片側の目、対岸の輪
- 企画 宮本穂曇
- アーティスト 箕輪亜希子、宮本穂曇
破損観察的絵画
- 企画 吉岡知秋
- アーティスト 吉岡知秋
169.8cm

- 企画 久野真明
- アーティスト 今井貴広、内山聡、久野真明、仁禮洋志、久村卓、光藤雄介
ゲリバラ読書週間

- 企画 長廻亮
- アーティスト 長廻亮
Into The Air
- 企画 渡利達彦
- アーティスト 渡利達彦
できるだけ誠実にやる気のある灰を残す
- 企画 石居真信
- アーティスト 石居真信 、劇団速度(瀬戸沙門、武内もも、竹山真煕、野村眞人、好光義也)
テレポーテーション

- 企画 ゲルオルタナ
(栗原一成、小林丈人、田中良太) - アーティスト 太田遼、栗原一成、小林丈人、杉内あやの、鈴木星亜、武政朋子、田中良太、明定由香里
F家の秘密
- 企画 尾山久之助
- アーティスト 尾山久之助
綴話環―つづりわわ―

- 企画 今井裕基、高橋ひかり
- アーティスト 今井裕基
Something to Think About

- 企画 中尾拓哉、山根一晃
- アーティスト 山根一晃
Catch Me If You Can

- 企画 大野晶×XYZ collective
- アーティスト イアン・ローゼン、大野晶、木村友紀、COBRA、チャドウィック・ランタネン、中野浩二、パウロ・モンテイロ、パピーズ・パピーズ、マティス・アルトマン
野分、崇高、相模原(展覧会)

野分(のわき)とは、秋に吹く強風のことです。その野分の季節に、アーティストのスタジオ数軒とアートラボはしもとの片隅をお借りし、ささやかながらも一つの展覧会を仕立てたいと思います。
約110年前、夏目漱石は小説『野分』を発表します。三人の文筆家をめぐる小説『野分』では、登場人物の一人が次のように語ります。表現者が世間に理解されず一人ぼっちであることは“崇高”だ、と。
漱石の時代からずいぶんたちましたが、相模原及びその周辺地域で営まれているアーティストの創作の場をめぐると、この“崇高”が今なお遠く残響しているように思われます。けれども同時に、それはあまりに時代錯誤でナイーヴなものの見方とも言えます。表現はそんな実社会から遊離したものではないですし、たとえ遊離して見えたとしても、その見え方の中に既に社会の諸相は埋め込まれています。それでは、今現在、郊外の地域一帯においてどのように表現はなされているのか。秋の嵐が国道沿いの草むらをザザッとかき分けるように、崇高さは、瑣末な日常の中に瞬間的に立ち現れるものなのでしょうか。
- 期間 10月13日(土曜日)から11月4日(日曜日)
- 時間 午前10時から午後6時(アートラボはしもと)、午後1時から午後6時(各スタジオ)
- 企画 中村史子(愛知県美術館 学芸員)
- アーティスト(公開スタジオ、公開期間)
- 大槻英世(REV:10月13日、10月14日、10月20日、10月21日、10月28日、11月3日、11月4日)
- 佐々木耕太(REV:10月13日、10月14日、10月20日、10月21日、10月28日、11月3日、11月4日)
- 小田原のどか(アートラボはしもと:10月13日から11月4日 ※水曜日休館)
- 水上愛美(アートラボはしもと:10月13日から11月4日 ※水曜日休館)
- 片山真妃(クンストハウス:10月13日、10月14日、10月20日、10月21日、10月27日、10月28日、11月3日、11月4日)
- 斎藤玲児(pimp studio:10月20日、10月21日、10月27日、10月28日、11月3日、11月4日)
- 高山陽介(LUCKY HAPPY STUDIO:10月13日、10月21日、10月28日、11月3日、11月4日)
- 中野浩二(SPECIAL FEELING STUDIO:10月13日、10月21日、10月28日、11月3日、11月4日)
- 山根一晃(STUDIO 牛小屋:10月13日、10月14日、10月20日、10月21日、10月28日、11月3日、11月4日)
スタジオビジット・バスツアー
アーティストと一緒にスタジオを巡るバスツアーです。多くのスタジオを一度に訪れたい、土地勘に不安がある、みんなと一緒に楽しくまわりたいといった方にオススメです。
- 日時 10月13日(土曜日)、10月21日(日曜日)、10月28日(日曜日)、11月3日(土曜日)、11月4日(日曜日)
- 集合時間 各回ごとに異なります。
- 参加費 無料
- 定員 各回20名(先着順/定員に達し次第、受付終了)
- 予約開始日 10月1日(月曜日)
- 予約方法 SUPER OPEN STUDIO公式ホームページの予約フォームより受け付け
※ご予約は予約フォームのみにて受け付けます。電話・メールでのご予約はできません。
※訪問スタジオが変更になる場合があります。ホームページにてご確認ください。
イベント情報をiPhone・iPad端末のカレンダーに取り込めます。
カレンダーへの取り込みについて説明を読む
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
アートラボはしもと
住所:〒252-0207 中央区矢部新町3-15 青少年学習センター内
電話:042-703-4654 ファクス:042-703-4659
アートラボはしもとへのメールでのお問い合わせ専用フォーム