食品ロス
期限切れや食べ残しなどにより、本来食べられるはずだったのにも関わらず廃棄される食品を食品ロスといいます。
わが国における発生量は年間約523万トン(環境省及び農林水産省令和3年度推計)といわれ、これは世界の食料援助量約440万トン(国連WFP令和3年度)の約1.2倍に相当します。また、食品ロスの半分近くは一般家庭から排出されており、事業者による大量廃棄のみによらないことがわかっています。
「もったいない」の気持ちを大切に、おいしく楽しく、食べきり・使いきりを徹底しましょう。
市内の家庭から出る食品ロス
次の図表は、市内の家庭から排出される食品ロスの量の推移を示したものです。
なお、令和5年度及び令和9年度の値はそれぞれ、第3次相模原市一般廃棄物処理基本計画における中間目標値及び計画目標値です。
食品ロスを減らすため、まだ食べられるものを大切に、一人ひとりにできることを実践してみましょう。
年度 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | - | 令和5年 | - | 令和9年 |
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家庭から排出される食品ロスの量(トン) | 9,326 | 12,975 | 10,679 | 12,459 | - | 8,500(目標) | - | 7,900(目標) |
食品ロスを減らすためにできること
一人ひとりの心がけで、家庭から出る食品ロスはまだまだ減らすことができます。
今日からできる簡単なポイントをご紹介します。
- 買い物にはメモを持参
余計な物を買い過ぎないことが大切です。
メモをするときは、お店の売り場をイメージして買う順番に品物を書いておくと、さらに効果的! - 週一回は冷蔵庫をチェック
冷蔵庫の中に何が入っているのか把握しておけば、余計な買い物を防げます。 - 「賞味期限」と「消費期限」の違いを知る
賞味期限は「おいしく食べられる期限」なので、過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。五感で判断しましょう。
店舗や飲食店でできること
- てまえどり
すぐに食べるなら、棚の手前にある商品から買いましょう! - 3010(さんまるいちまる)運動
会食や宴会で、「乾杯後の30分間」と「お開き前の10分間」は、食事をしっかり楽しみましょう! - mottECO(モッテコ)
食べきれる量を注文しましょう!
食べきれなかったお料理は、「お客様の自己責任」で持ち帰りましょう!
どうしても出てしまう生ごみは
調理くずなど、最後にはどうしても発生してしまう生ごみも、できる限り減量させましょう。「生ごみダイエット」のポイントを紹介しています。
事業者の皆様へ
食品ロス削減は、不用な経費の削減にもつながります。ぜひ取組みにご協力ください。
(1)仕入量の調整
食材を仕入れるときは、多すぎることがないように、慎重に発注しましょう。
(2)発生の抑制
小盛りメニューや、食べ残しを持ち帰りできるサービスの導入を検討しま しょう。※衛生面には十分注意してください。
(3)廃棄の削減
消費期限間近な商品などは、値引きするなど買い求めやすくして、なるべく
廃棄しないようにしましょう。
(4)過剰除去の削減
調理の際などに、まだ食べられる部分の除去に気をつけ、廃棄量を減らしま しょう。
(5)消費者への呼びかけ
食品ロス削減のための代表的な取組みがいくつかあります。
本市や環境省で作成した啓発用ポスターやポップなどを活用して、消費者へ食品ロス削減を呼びかけましょう。
相模原市の啓発資材
相模原市で作成した、ポスターと卓上三角ポップです。
環境省ホームページに掲載されている啓発資材ダウンロードページ
食品ロス削減の取組をしても出てきてしまった不用物については、「水切り」や「リサイクル」をして、廃棄物の減量にご協力ください。
(1)水切りの徹底
十分に水切りすることで、廃棄物の量を減らせます。
(2)リサイクル
生ごみを飼料・堆肥・エネルギーなどへリサイクルしている業者に、処理を委託しましょう。生ごみ処理機を活用し、リサイクルしましょう。
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このページに関するお問い合わせ
家庭の食品ロスに関することについて
資源循環推進課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所本館6階
電話:042-769-8245(資源循環推進班)
電話:042-769-8334(4R啓発班)
ファクス:042-769-4445
資源循環推進課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム
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電話:042-769-8335(許認可班)
電話:042-769-8358(適正指導班)
ファクス:042-769-4445
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