食品ロス
期限切れや食べ残しなどにより、本来食べられるはずだったのにも関わらず廃棄される食品を食品ロスといいます。
わが国における発生量は年間約464万トン(環境省及び農林水産省令和5年度推計)といわれ、これは世界の食料援助量約480万トン(国連WFP令和4年度)のほぼ同等に相当します。また、食品ロスの約半分は一般家庭から排出されており、事業者による大量廃棄のみによらないことがわかっています。
「もったいない」の気持ちを大切に、おいしく楽しく、食べきり・使いきりを徹底しましょう。
10月は食品ロス削減月間です
食品ロス削減推進法において、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」とされています。本市では、食品ロス削減月間を中心に、食品ロスの削減に向けた取組みを行っています。
ポスター掲示協力店
令和7年度食品ロス削減月間(10月1日~31日)に、啓発ポスター等の掲示にご協力いただいた事業者様を紹介します。
- アリオ橋本
- イオン 相模原ショッピングセンター、橋本店
- イトーヨーカドー アリオ橋本店、古淵店、相模原店
- いなげや ina21相模原下九沢店
- オーケー 相模原店、相模原中央店、古淵店
- オギノパンカフェ 橋本店
- オギノパン本社工場直売店
- ごはんcaféさくら
- ごはんや・味菜(あじさい)
- 相模大野ステーションスクエア
- さがみ湖MORI MORI
- 相模原市農業協同組合 新磯支店、麻溝支店、上溝支店、田名支店、大沢支店、旭支店、大野支店、渕野辺支店、相原支店、中央支店、麻溝台支店、相模大野支店、東林間支店、さがみ夢大通り支店
- JA相模原市 農産物直売所ベジたべーな
- 勝来軒
- スーパーアルプス 城山店、塩田店、相模原インター店
- スーパー三和 西橋本店、上溝店、番田店、相模原中央店、並木店、富士見店、東林間店、上鶴間店、相模大野店、相模台店、麻溝店、東林間西口店、豊町店
- たからやフレサ 新磯野店、磯部店、津久井店、相模湖店
- ニトリモール相模原
- フードワン 矢部店、淵野辺店、大野台店
- ベルク 相模原宮下本町店
- ミウィ橋本
- ヤオコー 相模原下九沢店
- ラ・フロール橋本
- レストラン清流
※敬称略。五十音順
市内の家庭から出る食品ロス
次のグラフは、市内の家庭から排出される食品ロスの量の推移を示したものです。
令和4年度の実績値は11,364トンで、基準年度である平成29年度(9,326トン)と比べて約2,000トン増加しています。
市では、「第3次相模原市一般廃棄物処理基本計画」において、令和9年度の食品ロス排出量を7,900トン以下に抑えることを数値目標としています。
この目標の達成に向けては、一人ひとりが日々の生活の中で、「買いすぎない」「使いきる」「残さず食べる」といった工夫を意識して実践することが大切です。
| 年度 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 | R5 | R6 | R7 | R8 | R9 | R9計画目標 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 家庭から排出される食品ロスの量(トン) | 9,326 | 12,975 | 10,679 | 12,459 | 12,026 | 11,364 | 11,152 | 11,049 | 10,983 | 10,920 | 10,890 | 7,900 |
| 区分 | 実績値 | 実績値 | 実績値 | 実績値 | 実績値 | 実績値 | 推計値 | 推計値 | 推計値 | 推計値 | 推計値 | 目標値 |

食品ロスを減らすためにできること

一人ひとりの心がけで、家庭から出る食品ロスはまだまだ減らすことができます。
今日からできる簡単なポイントをご紹介します。
- 買い物にはメモを持参
余計な物を買い過ぎないことが大切です。
メモをするときは、お店の売り場をイメージして買う順番に品物を書いておくと、さらに効果的です。 - 週一回は冷蔵庫をチェック
冷蔵庫の中に何が入っているのか把握しておけば、余計な買い物を防げます。 - 「賞味期限」と「消費期限」の違いを知る
賞味期限は「おいしく食べられる期限」なので、過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。五感で判断しましょう。
どうしても出てしまう生ごみは
調理くずなど、最後にはどうしても発生してしまう生ごみも、できる限り減量させましょう。「生ごみダイエット」のポイントを紹介しています。
店舗や飲食店でできること
- てまえどり
すぐに食べるなら、棚の手前にある商品から買いましょう - 3010(さんまるいちまる)運動
会食や宴会で、「乾杯後の30分間」と「お開き前の10分間」は、食事をしっかり楽しみましょう - mottECO(モッテコ)
食べきれる量を注文しましょう
食べきれなかったお料理は、「お客様の自己責任」で持ち帰りましょう
事業者の皆様へ
食品ロス削減は、不用な経費の削減にもつながります。ぜひ取組みにご協力ください。
- 仕入量の調整
食材を仕入れるときは、多すぎることがないように、慎重に発注しましょう。 - 発生の抑制
小盛りメニューや、食べ残しを持ち帰りできるサービスの導入を検討しましょう。
※衛生面には十分注意してください。 - 廃棄の削減
消費期限間近な商品などは、値引きするなど買い求めやすくして、なるべく廃棄しないようにしましょう。 - 過剰除去の削減
調理の際などに、まだ食べられる部分の除去に気をつけ、廃棄量を減らしましょう。 - 消費者への呼びかけ
食品ロス削減のための代表的な取組みがいくつかあります。
本市や環境省で作成した啓発用ポスターやポップなどを活用して、消費者へ食品ロス削減を呼びかけましょう。
相模原市の啓発資材
相模原市で作成した、ポスターと卓上三角ポップです。




環境省ホームページに掲載されている啓発資材ダウンロードページ
食品ロス削減の取組をしても出てきてしまった不用物については、「水切り」や「リサイクル」をして、廃棄物の減量にご協力ください。
(1)水切りの徹底
十分に水切りすることで、廃棄物の量を減らせます。
(2)リサイクル
生ごみを飼料・堆肥・エネルギーなどへリサイクルしている業者に、処理を委託しましょう。生ごみ処理機を活用し、リサイクルしましょう。
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このページに関するお問い合わせ
家庭の食品ロスに関することについて
資源循環推進課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所本館6階
電話:042-769-8245
電話:042-769-8334(ごみ減量PR室)
ファクス:042-769-4445
資源循環推進課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム
事業者の食品ロスに関することについて
廃棄物指導課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所本館6階
電話:042-769-8335(許認可班)
電話:042-769-8358(適正指導班)
ファクス:042-769-4445
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