冒険遊び場(プレイパーク)
1 冒険遊び場(プレイパーク)について
冒険遊び場は「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに、禁止事項を極力少なくし、子どもたちの好奇心を大切にして、自由にやりたいことができる遊び場です。
冒険遊び場は、普通の公園のように整備された場所ではありません。地面もでこぼこで、火や水、木などの自然の中で、廃材を使った木工、穴掘りや木登り、たき火、どろ遊び、竹馬、ベーコマなど、思い思いの遊びが展開されています。
子どもは遊びの中で、限界に挑戦し、自分の世界を広げていこうとしています。
挑戦することにより、時には小さなケガや失敗をすることもありますが、そうした経験は、子どもが本当の危険から身を守る力を学ぶチャンスだと考えています。
自然の中での自由な「遊び」を通して得られるさまざまな体験や、異年齢の仲間や地域の大人との交流を通して、子どもたちの自主性や主体性、社会性やコミュニケーション能力など、子ども自身の生きる力が育まれることを目的としています。
2 プレイリーダーについて
冒険遊び場の運営は、プレイリーダーと呼ばれる大人や地域のボランティア等により支えられています。
プレイリーダーには、子どもたちの先頭に立って遊びを指導するわけではなく、「遊び」に対する子どもたちの興味や感心を引出す、子どもたちの悩みや相談を聞くなど、側面的な関わりが期待されています。また、遊び場の状況に注意を払い、子どもたちを大きな危険から遠ざけると同時に、事故や怪我などの思わぬトラブルにも対応するなどの危機管理もできる専門的な人材です。こうした人材が遊び場に存在することで、遊び場そのものに安心感を与えることになります。
プレイリーダー養成事業【相模原市委託事業】
相模原市では、プレイリーダーの養成事業を行っています。
本年度の開講につきましては、次のとおりです。
3 市内の冒険遊び場の状況
全国では、常設からイベント的実施を含め、多くの団体が冒険遊び場活動を展開し、神奈川県内では約20団体が活動していますが、その規模や日数、運営方法などは場によって異なります。
相模原市では、現在、次の市民団体が主体的な活動を展開していますので、ここに紹介します。
名称 | 運営主体 | 主な活動場所 | 主な活動内容 |
---|---|---|---|
銀河の森プレイパーク【相模原市委託事業】 |
非営利活動法人 子どもの居場所づくり・相模原 |
キャンプ淵野辺留保地(淵野辺公園隣接)(相模原市中央区弥栄) |
火や水などを使った遊び、木工、ロープ遊び等 |
関連情報
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