ヤングケアラー
ヤングケアラーについて
「ヤングケアラー」とは、 「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」のことをいいます。

ヤングケアラーによる影響
家事や家族のお世話などをすることはとても素晴らしいことです。しかし、家事や家族の世話などを日常的に行っていることにより、学校に行けない、友達と遊ぶ時間がない、クラブ活動ができない、宿題などの勉強に割く時間がつくれないなど、子どもとしての健やかな成長・発達に必要な時間や、若者として自立に向けた移行期として必要な時間を奪われたり、ケアに伴い身体的・精神的な負担が重い状態になっている可能性があります。また、その結果、学校の勉強についていけない、友人関係がうまく築けないなど、将来に影響が及ぶことも考えられます。
ヤングケアラー関連動画
(公財)明治安田こころの健康財団のご協力をいただき、ヤングケアラーに関する動画を視聴することができます。
今、家族のお世話をしている人、そのことで悩みや困っていることがある人、児童・生徒と関わる教育関係者の人、ケアマネージャーなど介護や福祉に関わる人など、様々な方々に気付きや学びのきっかけとなりますので、ぜひご覧ください。
ヤングケアラーの理解と支援
ヤングケアラーに関する基本的な理解、支援の考え方やポイントを説明しています。また、ヤングケアラー経験がある当事者との対談を通じて、心情の理解や対応について、考えていただくことができます。
- 講師
- 一般社団法人ケアラーワークス代表理事
田中 悠美子氏
- 一般社団法人ケアラーワークス代表理事
ヤングケアラーについて知ろう
ヤングケアラーとはどのような子どもで、どのような実態にあるのか、その悩みや、必要な支援について、講義と当事者の声から学んでいきます。
- 講師
- 立正大学 社会福祉学部教授
森田 久美子氏 - 法律事務所シブリング代表
藤木 和子氏
- 立正大学 社会福祉学部教授
家事や家族のお世話をするあなたへ
あなたが、大切な家族のお世話をしていることは素晴らしいことです。
それでも、友達と遊んだり、部活動や勉強など、やりたいことがたくさんあって、家族の世話をすることがつらいと思うことは自然なことです。
家族のお世話やお手伝いをする中で、家族とのこと、学校のこと、これからの進路のことなどで困ったとき、悩んだときには、一人で抱え込まず学校の先生やスクールカウンセラーなどの信頼できる周囲の大人に相談してください。また、市役所などにも相談窓口がありますので、ぜひ相談してください。
相談窓口
子育て支援センター
受付時間 月~金曜日(祝日等、年末年始を除く)午前8時30分~午後5時
- 緑子育て支援センター
〒252-5177 緑区西橋本5-3-21 緑区合同庁舎3階
電話042-775-8815 - 中央子育て支援センター
〒252-5277 中央区富士見6-1-1 ウェルネスさがみはらA館1階
電話042-769-9221 - 南子育て支援センター
〒252-0303 南区相模大野6-22-1 南保健福祉センター3階
電話042-701-7700
そのほかの相談先
かながわヤングケアラー等相談LINE
かながわ子ども家庭110番相談LINE
「LINE」を活用した相談窓口です。
親子関係の悩みなど、家庭内の困りごとについて気軽に相談してください。(匿名可)
ヤングテレホン相談
19歳以下の青少年の悩み、心配事などについて、電話、Eメールでの相談に応じます。(匿名可)
さがみはら子どもの権利相談室(さがみみ)
子どもの権利侵害についての様々な相談を、電話又は面接により、子どもの権利救済委員や子どもの権利相談員がお受けします。
家族のお世話や家事についての実態調査について
家族のお世話や家事についての実態調査を行いました。
参考
ヤングケアラーに関する相談窓口やヤングケアラー当事者同士の交流会など、ヤングケアラーについての情報はこども家庭庁や神奈川県のホームページでも掲載されています。
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このページに関するお問い合わせ
こども家庭課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所本館4階
電話:042-769-9811 ファクス:042-759-4395
こども家庭課(家庭福祉班)へのメールでのお問い合わせ専用フォーム
