令和7年度 10月定例記者会見
- 日時 令和7年10月1日(水曜日)午後2時~午後3時30分
- 場所 市役所第2別館3階第3委員会室
(市長)
【あいさつ】
皆さん、こんにちは。
今日は若手の職員の皆さんと、ナチュラルビズの格好で、登場いたしました。この後また改めて、ナチュラルビズについては触れさせていただきますが、現在、令和7年国勢調査が行われており、今日が10月1日ということで、様々な機関で国勢調査の報道がされております。職員の皆さんが持っているものが国勢調査員証で、必ずこの調査員証をつけて皆様のお宅を訪問しますので、調査員証をつけていない方が来た時は怪しいということで、かたり調査詐欺に遭わないよう気をつけてください。国勢調査に合わせて皆様に周知をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
ただいま、皆様の前で披露させていただきましたとおり、来月11月1日(土曜日)から、本市におきましても、職員の勤務時の服装につきまして、通年でのノーネクタイ、ノージャケットなどの軽装を認める「ナチュラルビズ」を導入いたします。この「ナチュラルビズ」は、個人の個性や価値観、多様性の尊重、快適な服装での就業などの働き方改革や、環境負荷の低減を目的に導入するもので、市民の皆様にご理解いただけるよう、今月からしっかりと周知を図ってまいります。
次に、本日10月1日を基準日として、日本に住む全ての人と世帯を対象とした、5年に1度の国勢調査が始まっており、市内におきましても、9月中旬から調査員が各世帯を訪問し、調査書類を配布しております。調査の回答に当たりましては、紙の調査票での回答もできますが、スマートフォンやパソコンから24時間回答が可能な
インターネット回答を推奨させていただいております。事前に私もインターネット回答を行ってみましたが、難しいものではございませんので、ぜひご活用ください。 なお、インターネット回答を支援するブースを、橋本郵便局、相模原郵便局、南区合同庁舎に設置しておりますので、お気軽にご相談ください。
次に、8月25日(月曜日)から37日間、開催されました市議会9月定例会議が、昨日、9月30日(火曜日)に散会いたしました。本定例会議では、令和6年度の決算のほか、小中学校空調設備 整備事業などの補正予算や市立児童クラブ条例の一部改正など、市として合計28議案を提案し、ご議決いただきました。
物価高騰対策の一つとして補正予算4,643万円をご決定いただきました、防犯対策補助事業についてですが、市内の住宅における、防犯対策用品の購入・設置に係る費用に補助金を交付することで、物価高騰の影響を受けた市民の皆様を支援するとともに、地域防犯力の向上により、安全・安心に暮らせるまちを目指すものとなります。対象は、本日以降に購入・設置された録画機能付きドアホンや屋外用防犯カメラ、鍵付き宅配ボックスなど、防犯対策に有効と認められる防犯対策用品で、購入費用等の2分の1、2万円を上限として補助いたします。申請は、来月11月5日(水曜日)から12月26日(金曜日)まで、市ホームページ等で受付を行いますので、ぜひ、多くの皆様にご活用いただきたいと思います。詳細はお手元の発表資料をご確認ください。
さて、本日の案件は3件で、1点目が相模原市ホームタウンアーティスト第1号の認定について、2点目が「JAXA応援団」の結成について、3点目が10月から始まる実証事業についてとなります。
まず1点目、相模原市ホームタウンアーティスト第1号の認定についてです。
このホームタウンアーティストは、国内外で広く活躍している本市出身や在住など、本市にゆかりがあり、文化芸術の次代を担う若手の文化人を認定することで、市民等への認知度の更なる向上や本市の文化芸術に係るイメージの向上を図ることを目的としております。この度、ホームタウンアーティストの第1号としまして、本市出身の囲碁棋士、芝野虎丸十段を、本日から2年間、認定いたします。認定式につきましては、12月7日(日曜日)に市民会館で開催する虎丸カップさがみはら囲碁大会2025の中で行う予定ですので、詳細が決まりましたら別途ご案内いたします。認定に当たり、芝野十段からは、対局でお忙しい最中ではありますが、こちらの色紙をいただき、また、市民の皆様に向けてビデオレターを送ってくださいましたので、モニターをご覧いただきたいと思います。
【芝野虎丸十段のビデオレター】
皆さん、こんにちは。囲碁棋士の芝野虎丸と申します。この度、相模原市のホームタウンアーティストに就任させていただくことになりました。相模原市にはホームタウンアスリートというスポーツ選手の制度もありまして、その中で、文化のホームタウンアーティストということで、初めて任命していただき、非常に光栄に思っております。相模原市では、昨年の名人戦第一局が、杜のホール橋本で開催されまして、地元の方がたくさん集まっていただきまして、感動いたしました。12月7日に相模原市で開催される第3回虎丸カップという囲碁の大会があります。私もそちらに参加しますので、皆様にお会いできることを楽しみにしております。これからもどうぞよろしくお願いします。
(市長)
本日の芝野十段は、第32期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦の決勝戦を迎え、正午から一力阿含・桐山杯との対局を行っております。このほか、現在、一力名人との第50期名人戦、第4局を終えて1勝3敗、第50期 棋聖戦につきましては、一力棋聖への挑戦権獲得に向けたトーナメントに進んでおります。ホームタウンアーティストとなった芝野十段の更なるご活躍を期待し、72万市民とともに全力で応援してまいります。
2点目は、「JAXA応援団」の結成についてです。
本市に所在するJAXA宇宙科学研究所による「はやぶさ」や、「はやぶさ2」、「SLIM」などのプロジェクトの成功は、市民の大きな誇りとなっております。宇宙開発プロジェクトで数々の功績をあげたJAXAを、企業・団体・個人等が一体感を持って応援するため、この度、本市において「JAXA応援団」を結成いたしました。本日から市ホームページにおきまして、応援団員の募集を開始しており、ご登録いただきました皆様には、こちらの団員証をお配りいたします。これがオリジナルステッカー、企業用・団体用のものと、個人に送るJAXA応援カード、この2種類がございますので、ぜひ記者の皆様からご周知いただけたら大変光栄です。また実物大のものもこちらに置いてありますので、会見後、ご覧いただきたいと思います。来年度には、世界初の火星衛星サンプルリターンミッション、MMXの探査機打上げが予定されており、JAXA応援団の皆様と成功を祈り、様々な応援を考えていきたいと思います。JAXAの藤本所長もMMXは来年、世界中の皆様に広まる言葉だろうと言われておりますので、ぜひご注目いただきたいと思います。
また、宇宙の関連で、7月の記者会見でもご紹介いたしました市立博物館とJAXA相模原キャンパスの間を通る市道キャンプ淵野辺1号の愛称募集についてですが、648件の応募の中から、皆様の投票により、「銀河天の川通り」という愛称に決定いたしました。今後はこの素敵な愛称が、市民の皆様に親しまれますよう、活用してまいります。数多くのご応募をいただき、ありがとうございました。
3点目は、10月から始まる実証事業を3つご紹介します。
1つ目は、乗合タクシーの実証運行です。令和9年3月末までに予定されている、市内の中山間地域におけるバス路線の廃止を受け、乗合タクシーを活用した実証運行を本日から開始いたしました。実証運行期間は、本日から令和9年3月31日までの1年6カ月間で、緑区内の根小屋地区、内郷地区、青野原・青根地区、吉野・与瀬・牧郷地区、菅井・篠原・和田地区で実施しております。8月下旬には、津久井地区、相模湖地区、藤野地区の全ての世帯、約1万8,800世帯あてに乗合タクシーのパンフレットを全戸配布いたしました。実際に配布したパンフレットを記者の皆様の机の上に置かせていただきましたので、ご参照ください。この実証運行は、地域の皆様の移動手段を確保するとともに、今後の持続可能な交通サービスを構築するための重要な第一歩と考えており、地域の暮らしを支える仕組みづくりに向けて、様々なご意見を頂戴してまいりたいと考えております。
2つ目は、ふれあい収集モデル事業の実施についてです。こちらは、ごみや資源をご自身で集積場所に持ち込むことが困難な一人暮らし等の高齢者や障害のある方を対象に、週1回、ご自宅へ戸別収集に伺うもので、収集時にごみ等が出ていない場合には、ご希望に応じて安否確認も行います。本日から緑区の津久井地区、中央区の大野北地区、南区の東林地区の市内3地区を対象に開始しており、対象地区内にお住いの方で、要件に該当する場合は、随時、利用申請を受け付けておりますので、ご活用ください。
3つ目は、マイナンバーカードを活用した救急業務、「マイナ救急」の実証事業です。マイナ保険証を活用し、専用端末で傷病者の受診歴や薬剤情報を救急隊が確認することで、円滑な医療機関の選定や、適切な医療機関への早期搬送に繋げてまいります。本日から全国で開始していますので、もしもの時に備えて、ぜひマイナ保険証を普段から携行いただくようお願いいたします。
続けていくつかお伝えいたします。
まず、ここで嬉しいニュースが入ってきました。来月発売される任天堂スイッチ2の人気ゲームソフト「桃太郎電鉄」に、相模原市が物件駅として登場することが、ゲーム会社のコナミより発表がありました。我が国のゲームコンテンツは世界的規模であり、今後の発展に期待するところですが、本市が人気ゲームに採用されたことは
大変うれしいことです。ゲーム内の相模原駅の物件としては、「鮎せんべい屋」、「印刷機メーカー」、「中古本チェーン」、「産業用ロボット工場」があり、とりわけ「産業用ロボット工場」については、本市が「ロボットのまち さがみはら」であることを全国のゲームファンにPRする絶好の機会であると思います。
次に、消防への理解と関心を高め、消防団の入団促進を図ることを目的として、 「かながわ消防フェア2025inさがみはら」を、10月11日(土曜日)の午前11時から、アリオ橋本で開催いたします。消防車両の展示や消火体験、救命体験などのほか、横浜市消防音楽隊による演奏や消防トークイベント、県内特産品の配布も予定されており、能登半島地震や大船渡市の林野火災でも活躍された緊急消防援助隊の取組についてもご紹介いたしますので、ぜひ多くの皆様にお越しいただきたいと思います。
また、近年の林野火災の大規模化・長期化を踏まえ、効果的な林野火災の消火活動等を行うため、本市が実施主体となり、「神奈川県内14消防本部林野火災対応合同訓練」を、10月14日(火曜日)の午前10時から、宮ヶ瀬湖周辺で実施いたします。 県内14市町の消防本部が参加し、遠距離送水及び消火訓練、航空機による空中消火訓練、無人航空機による情報収集のほか、本市で作成した3D延焼シミュレーターによる被害予測など、各消防本部と連携を図った訓練を行いますので、当日はぜひご取材をお願いいたします。
次に、里親月間についてです。毎年10月は里親月間であり、本市ではアリオ橋本や相模湖ふれあい広場に協力いただき、キャンペーンを実施します。本市では、約50人の子どもが里親宅等で暮らしていますが、まだまだ、里親宅での生活を必要としている子どもがおり、本市として目指す、里親数には達していません。この里親月間で、里親制度についてご関心をもっていただき、多くの方にご理解いただくきっかけとなればと考えております。
また、ご紹介ですが、きらぼし銀行のデジタル拠点「きらぼしDigitalラボ SAGAMIHARA」が、中央区相模原4丁目に10月9日(木曜日)からオープンいたします。最新のデジタル体験や大型マルチディスプレイを活用した市内の情報発信などが行われ、キッズスペースと授乳室が完備されており、お子様づれで安心してご滞在いただける施設と伺っております。10月8日(水曜日)には開所式が行われ、私もお伺いする予定ですので、ぜひ、ご取材をお願いいたします。
最後に、9月30日付で鈴木英之教育長が任期満了で退任し、旭中学校の校長であった細川恵氏が本日付で教育長に就任いたしました。せっかくの機会ですので、細川教育長から一言ご挨拶させていただきます。
(教育長)
皆さん、こんにちは。
本日付で教育長に就任いたしました細川恵と申します。私は、昭和59年にこの相模原市の中学校の保健体育科の教員として採用されまして、以来、小・中学校、そして教育局の学校教育部に勤務をしておりました。教育行政について申し上げますと、直近では令和元年度から4年度まで学校教育部長を務めておりまして、その折はコロナ禍にちょうどありまして、それまで当たり前のように学校教育が行われてきたわけなのですけれども、子どもの学びがいったん止まってしまうという、前代未聞の事態になりまして、その時に実感したのが、教育は学校と教育委員会だけではどうにもならないことがあるのだなということでございました。市役所で申し上げれば、教育局の職員だけではなく、他の局の皆様方からも様々なご理解やご支援をいただきました。 そして、地域の方々からも様々なお知恵をいただきました。教育というのは、独りよがりではなく、色々な関わる人たちのご意見で出来上がっているものだなと実感し、その後、教育現場に戻らせていただきました。昨日まで勤務しておりました旭中学校では、主に支援教育を推進しておりました。柱にしておりましたのは、今、求められております、個別最適化した学びの実現に向かう授業改善、生徒の自己肯定感を高め、主体性を育てる生徒会活動、様々な今日的な課題となっております不登校の生徒たちの居場所と学びの保証、そして多様な生徒たちがおりますので、その多様な生徒たちを理解するための教育の促進、更にはそういう教育を先頭に立って尽力している教職員の働き方改革。こうしたものに、教職員と知恵を出し合いながら取り組んでまいりました。本日からはこれらの視点の視野を広げまして、全小・中学校、そして社会教育の方にも目を向けまして、これまでの経験を生かしながらも、奢らず、学ぶことを続けながら、本市が目指しております、誰一人取り残さない教育の実現に関わるもの、全ての人たちと対話を大事にしながら、推進してまいりたいと思います。行政に戻ってきましてまだ数時間しかたっておりませんが、早く私のこの知見がお役に立てるように、全力で取り組んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
(市長)
退任された鈴木前教育長には、2期、4年半にわたり、教育委員会を代表し、誰一人取り残さない温かさのある教育、社会の変化に対応した教育環境の整備、教育DXの推進など先進性のある施策を実施され、本市の教育行政に大変ご尽力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。なお、鈴木前教育長には、教育委員会の参与として、引き続き、本市にお力添えいただきます。
細川教育長におかれましては、鈴木前教育長が取り組んでこられた教育行政を引き継ぎ、長年に渡る教育者としての知見を存分に生かして、本市が目指す、誰一人取り残さない教育の実現に取り組んでいただきたいと思います。
記者の皆様には様々な場面でお世話になると思いますので、よろしくお願いいたします。私からは以上です。
質疑応答
ホームタウンアーティストについて
(読売新聞記者)
まず、ホームタウンアーティストについてですけれども、これは第1号ということですが、なぜ今こういうことを決めてなさろうとしているのか、何かきっかけがおありになったのか、それから県内の自治体でこういった制度が他のところでもやられているのか、それから認定期間は2年間ということですけれども、この2年間という期間はなぜなのか。そこら辺についてまず伺います。
(市長)
期間と他市の件に関しては担当から説明していただきたいと思いますが、まず、ホームタウンチームというものが、私ども4チーム市内にございまして、ホームタウンアスリートという方々が6名個人でいらっしゃいます。そうした中で比較的スポーツに注視をしているのではないかというお話も、よく文化人の皆さんからお話をいただいている中で、やっぱり文化・芸術とスポーツをバランス良く、本市としては多く皆さんに感じていただきたいという思いの中から、文化・芸術も本当に歴史を重ねてご活躍されている、例えば江成常夫先生とか、遠藤彰子さんとか、上條先生とか、成田先生と色々な方がいらっしゃるのですけれども。今回、職員とも議論する中で、子どもたちが憧れる世代の30歳世代ぐらいまでの方々を中心にホームタウンアーティストという形で、文化・芸術に、やはり精通されている本市に関わる方々を認定しまして、そして、市民のシビックプライドにも繋がってまいりますし、例えば芝野虎丸さんでいうと、この12月7日にも虎丸カップというのを開催しますし、昨年も虎丸カップを11月に開催していただきました。そして、昨年の1月には、私がお会いした時に、虎丸さんに、ぜひ芝野さん、相模原市出身なので、相模原で囲碁戦をやってもらえないか、私たちもそう思っているのですよと話をしたところ、8月には初めて本市で囲碁戦が行われまして、一力遼さんと競い合ったわけでありますけれども。そういった中で、比較的文化でいうと将棋の藤井聡太さんがいつもニュースになっておりますが、世界的に見ると囲碁というのは、将棋よりも裾野が広い文化・芸術部門で、一翼を担っておりますので、そういった中で本当に私たちが身近に感じる芝野虎丸十段をまず1号と認定させていただきたいと思って、今回認定させていただきました。
(市民局長)
他市のアーティスト等、類似したような制度の状況ですけれども、特に私どもの方では承知しておりませんが、観光の関係で、例えば観光親善大使だとか、そういうことでご活躍される、文化に限らずスポーツ関係も含めてだと思いますけれども、著名な方々、活躍されている方々を任命するという例は承知しております。2年という期間ですけれども、これは本市のホームタウンアスリートも2年という期間を置いていまして、意向確認などもその時点でさせていただいて、継続するなりということをやっておりますので、それに倣ってということでございます。
ふれあい収集モデル事業について
(読売新聞記者)
実証実験のうちの一つのふれあい収集モデル事業について伺います。これもきっかけと、他の自治体、県内でやってらっしゃるところがあるのかということと、これは多分以前から、その利用申請というのを受け付けていらっしゃると思うのですけれども、現時点でどのくらい要望が寄せられているのかというところを伺います。
(市長)
これは議会からもご質問等いただいてまいりましたし、私たちも、やはり障害のある方とかご高齢の方で、ごみ出しが困難だっていう声を、例えばまちづくりを考える懇談会というものを全22地区で、私が出席のもとやっているのですが、ごみの収集の問題では、よくこのふれあい収集を早く実現して欲しいという地域の要望も多くございました。そういった中でまずは市内3地区、緑区でいうと津久井地区、中央区でいうと大野北地区、そして南区でいうと東林地区の3地区をまず実証的にやってみようというところで、スタートさせていただきます。現在、応募をいただいている方々は、3地区で11名登録されていると伺っていますので、今後、この今日の発表を通じて、また、私も該当するのでお願いしてみようかな、という思いの中で手を挙げてくださる方もいらっしゃると思いますから、そういったところで、より市民の皆さんに寄り添って、やっぱり本当にまちづくり懇談会に出ているとごみの問題、最終処分場から、ごみの例えば有料化、戸別収集、色々な提案をいただく中でありますが、まず私たちができるふれあい収集からやっていこうと、まず3地区でやらせていただいて、これからも市民に寄り添って、誰一人取り残さない形をとっていきたいなと思います。
(環境経済局長)
他市のふれあい収集の状況でございますが、近くでは、町田市、八王子市、座間市等は実施しておりまして、県内も、横浜市、川崎市も実施しているというような状況で、多くの自治体で実施しているというような状況でございます。
乗合タクシーの実証運行について
(神奈川新聞記者)
乗合タクシーの実証の件で伺いたいのですけれども、神奈川中央交通が27年3月で廃止をするということですけれども、この実証運行というのが、神奈中バスが走りつつ、同時に乗合タクシーも走るということになると思うのですけれども、神奈中バスの方というのは、27年3月の廃止に向かって、どういう風に減っていくなり、段階的に無くなっていくなり、決まっていることがあったら教えていただけますでしょうか。
(市長)
私も今日現地に行って、試乗させていただきまして、地域の方と一緒に青野原三ケ木間を乗車させていただきまして、神奈中さんからは、2027年、令和9年3月末をもってで、三ケ木以西の13系統中11系統廃止するという話がございまして、これから私どもの実証運行を1年半かけて行っていく間に、おそらく減便が進んでいくと思うのですが、詳細については、担当から説明させていただきます。
(都市建設局長)
今、市長が申し上げたとおりで、これから令和9年3月末に11路線を廃止ということになってきますけれども、どういう形で減らしていくのかというところも含めて神奈中さんと相談をしながら、この事業を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
(神奈川新聞記者)
期間中に減便をしていって、27年(令和9年)3月には完全に廃止という形という理解でよろしいですね。分かりました。そうすると、神奈中バスも走りつつ、乗合タクシーも走りつつという期間があるということで、現状路線バスを利用している方の声を拾うには、よりバスではなく乗合タクシーに乗ってくださいというふうにしていかないと、なかなか声を拾えないと思うのですけれども、その辺は、今バスに乗っている人へのアナウンスとか、より乗合タクシーを利用して声を出してくださいというような周知は、何か考えていらっしゃいますでしょうか。
(市長)
記者の皆さんの机上にも配布させてもらいましたとおり、相模原市乗合タクシーという形で、このビニールに包んだ冊子で、乗合タクシーの宣伝というか、藤野・相模湖・津久井地区の1万8,800世帯の皆様に戸別で配布をしております。まだまだ、今神奈川新聞の記者さんが言われたとおり、市民周知が十分ではないというふうに思っていますので、今後はやはり神奈中さんとも協力しながら、場合によっては神奈中バスの中に掲示をさせていただくとか、それから、乗るバス停に掲示をしていくとか、まず市民の皆様に知っていただかなければならないと思います。そしてまた観光やお仕事で来られる方々もご活用いただけますので、まずは市内の皆様に、特に3地区を中心にご理解をいただきながら、かつ、これから秋の季節にもなってまいりますから、紅葉の季節になりますよね。来訪者が増えてまいりますので、そういった意味では、外から来る方々にも広く宣伝をしていくことを私たちも考えていかなければいけませんから、SNSを使ったりホームページを使ったり、あとは各駅に掲示をしたり。まず、おそらく私も感じとしては、乗合タクシーと言われても、例えば南区中央区の方に、緑区で熊が出たのですよという話をしても、ええ!というのです、皆さん。熊なんか出るのみたいな話なので。多分、南区とか中央区の皆さんに乗合タクシーと言っても、なかなかご理解いただける方も少ないかもしれないし、緑区の方ですら、やっぱりまだまだご理解いただけていないと思いますので、この1年半かけて、交通政策課を中心に、また各まちづくりセンターなどともしっかり連携をして、また私たちもまちづくり懇談会などでも、やはり市民の皆さんに発信をしてプッシュでなるべく届くようにしていきたいなと思っています。やっぱりSNSやホームページをご覧になれない方もいらっしゃいますから、そういった方々には郵送しましたが、郵送して終わりではなく、地域の自治会、特に津久井の3地区は加入率が高いですから、自治会を通じて発信をしていただいたり、なるべく誰一人取り残さないように、まずは知っていただくこと、そして今記者さんから言われたように、バスから少しずつ乗合タクシーに移行していただいて、まずは経験をしていただくことが大事だなと思っています。今課題はやはり(各運賃区域内一律)900円という中で設定をさせていただきまして、市内の在住・在勤・在学の方々は登録市民割引、私も登録しましたけども、500円で乗れるという形になりましたが、こういった1年半かけて、今日も3人の方から(乗合タクシーの)車の中で、やっぱり料金がちょっと高いかなというお話があったり、まだまだこのことを知られていないからどうやって宣伝していこうかなとか、色々な対話もしてまいりましたので、課題は見えてくると思います。とにかく私たちも寄り添って、まずは知っていただくという発信をどんどんやって、市の広報なども使ってやっていきたいと思います。
(神奈川新聞記者)
まだ始まったばかりですけれども、予約の状況や、件数などが分かれば教えていただけますでしょうか。
(市長)
今日私が乗った便はあと1便あったというふうに言っていましたが、詳細は担当からお話させていただきます。
(交通政策課長)
乗る1時間前【までなら】予約することができるのですけれども、まだ完全な集計はできていませんが、本日も何件かもうご予約いただいて、ご利用いただく予定になっております。
(市長)
現在の登録者数は【1,380人】です。
住宅の防犯対策費用について
(毎日新聞記者)
いくつか伺います。住宅の防犯費用の補助ですけれども、これは全国どこでもというと語弊があるかもしれませんが、いくつかやっていると思います。東京などでもやっていると思うのですけれども、相模原でこれは特徴があるよと。例えば、対象となる防犯対策用品が他とは違うよとか、これが多いよとか、或いは補助率が良いよとか、そういうところが何かありますか。
(市長)
今回、国の交付金を使って対応させていただくということで、国のメニューにもこの物価高騰対応の交付金が当たるかどうかという項目の中に、防犯対策というものがあったものですから、そこから抽出させてもらいまして、今回挙げさせてもらいました。これはいわゆる闇バイトと言われているトクリュウの問題なんかで、押し入り強盗事件があったりとか、私どもも6月には緑区におきまして連続の窃盗事件があったりとかしましたので、そういった中でやっぱり市民の皆さんからちょっと夜道を歩くのが怖いとか、ちょっと夜が不安だというお声もいただいていましたので、それならば、国の物価高騰の交付金を使って、この新しいメニューをやってみようということで、約4,000万円の予算を計上させていただき充ててまいりますが、特に国の物価高騰の交付金を使っていますから、うちだけ飛び出した品物があるとかないとかいう話ではなくて、さっき言った防犯カメラとかを含めた一般的に売っている防犯グッズを対象にしていきたいと思っています。
乗合タクシーの実証運行について
(毎日新聞記者)
乗合タクシーなのですけれども、一つは当初登録して500円ではなくて一律900円だったと思うのですけれども、地域住民の高いという声があって導入されたと思うのですけれども、これは400円少なくなるとどのくらい影響するのかというのと、それから11系統の中には、陣馬山の利用者が使うと思われる和田に行くバスがありますよね。市外の方、県民、都民もそうでしょうけれども、こういう観光路線の路線バスの代替になり得るかという、やまなみ温泉もそうだと思うのですけれどね。その辺はいかがでしょうか。
(市長)
金額は担当から分かる範囲でお話させていだきますが、私どもやはり赤字補填路線のバスを、これまで市税を入れて応援をしてきたところでありますが、正直、人口が少ない中山間地域を走らせて、収支が合わないことはもう当然のことでありまして、これは走らせれば走らせるだけ、やっぱりなかなか採算はとれないというかマイナスの方に膨らんでいく部分もございますので、今回も確かに900円は高いのですが、もしタクシーに乗った時に換算したら900円では乗れない距離、今、割引を使って500円では乗れない距離をこういう市の補填で行ってまいりますので。いずれにしても、例えば中山間地域の移動手段に関しては、収支採算はちょっとなかなか見合わないと思っていますので、それよりもやはり市民誰一人取り残さない移動手段をしっかり確保しなければいけないという視点で、この取組をまずは実証でやっていこうということでございますので、また走りながら市民の皆さんの意見を聞いて、令和9年3月の段階で完成形というか、方向が一つできれば良いなと思っていますので。この値段に関しても、行政としては見合った金額だというふうに思っているのですけれども、ただ利用者にとっては高いというイメージもおありだと思いますから、今日一緒に乗った3人の方にも遠慮なくどんどん言ってくださいと。皆さんの素直な気持ちを聞かせてもらって、それになるべく私たちも応えるようにしていきたいと思いますということを話していますので、ただ本当にこの乗合タクシーも1路線運行させるにも相当な補助がバスと同じように入っていますので。ただ、赤字だから走らせないかと言ったらそうではなくて、やっぱり津久井にお住まいの方々は大事な市民でありますし、誰一人取り残さないという視点では、これからも寄り添った対応を行っていきたいので、それで今回、乗り合いタクシー、グリーンスローモビリティをやったり、昨年夏に相模台地区で乗合タクシーをやったり、色々な形で地域に見合った実証をやっていますので。今回は神奈中さんの三ケ木以西13路線中11路線廃止という大変厳しいご判断の中で、私たちが今できることを庁内でしっかり検討して打ち出した施策だというふうに思っていますので、一人でも多くの皆さんにご理解いただいてご活用いただけるようにしたいなと思っています。
(交通政策課長)
金額の想定、500円の時はどうなるか、900円の時はどうなるかというのは、実際の利用状況を見ないと分からないところではございますが、今現在、9月まで走っている乗合タクシーのお一人あたりの負担額が大体3,800円くらいになっております。ということを考えると、その900円が500円になったというところでの、収支への影響はそこまで大きくはないのかなというのは今の見込みでございますが、詳しくは、実際に実証運行を走らせてみて、ご利用状況を見ながらということになっていきます。
(観光政策課長)
ご心配いただきました和田の路線、陣馬山の登山客でございますけれども、今、陣馬山は非常に人気がございまして、登山シーズンの土日には、1日180人からのバスのご乗車があるということで伺っております。こうした方々が乗り合いタクシーを使ってしまいますと、乗り合いタクシーの生活の交通という本来の意義が維持できないという状況が危惧されますので、別の手段について、関係機関と確保できないか調整を進めているところでございます。また整いましたらご案内をさせていただきたいと考えております。
(毎日新聞記者)
これは運転手不足という状況なので、市も大変だと思うのですけれども、旧津久井郡の方々が、現在でも不便かもしれませんが、不便がさらに不便にならないようにやっていただけたらと思います。
(市長)
今後も、本市は自動運転の実証にもチャレンジをしていきたいと思っていますし、神奈中さんともできれば中山間地域、津久井地域で、いわゆる自動運転の実証ができませんかという話もしてまいりましたから、これからも神奈中さんを問わず、市内には京王や富士急行、それからティアフォーと言われている自動運転の会社もイノベーションのFUN+TECH LABOに入っていますから、様々な機関と意見交換をしてチャレンジしていきたいと思っています。その覚悟を都市建設局長以下、交通政策課長、皆持っていますので、これからも色々なところで誰一人取り残さない移動手段のチャレンジを試みていきたいと思っています。
ふれあい収集について
(毎日新聞記者)
あと一つ、すみません。ふれあい収集モデルで安否確認というのは他の自治体でもやっているのでしょうか、相模原市独自でしょうか。そこだけお願いします。
(環境経済局長)
他の自治体でも安否確認はしております。
ホームタウンアーティストについて
(朝日新聞記者)
細かいことにもなるのですが、2、3点教えてください。まずホームタウンアーティストなのですが、第一号が芝野虎丸さんということで、認定の基準が本市に縁があるということなのですが、不勉強で申し訳ありませんが相模原に来たばかりなので、芝野さんが相模原にどういう縁、ご出身なのだろうと思うのですけれども、あるのかというのが資料の中に書いてなかったので分からなくて、どういう縁、ご出身なのかというところを教えていただきたく、具体的に例えば、どこの小学校・中学校というのがあればイメージしやすいのですが、教えていただけますでしょうか。
(市長)
確か小学校は谷口か鶴園かもしれませんが、中学校は谷口中学校だったというふうに思います。今、ご本人は25歳ぐらいでまだお若いのですけれども、例えば子どもの時に私のポスターを見て、家族で「もとけん」と呼んでいましたとか言っていましたから、ご家族で昔から住んでいらっしゃって、お父さんお母さんは私より若かったです年齢を聞いたら。その中で確か3人兄弟だと虎丸さんは言っていましたけれども、昔から市長のポスターを見て「もとけん」と家族で話していたのですけれども本人と会うとは思いませんでした、という話をしていましたから、子どもの時からずっと住まわれていたというふうに聞いています。現在は相模原市から転出されています。
JAXA応援団について
(朝日新聞記者)
JAXAの関係で教えていただきたいのですけれども、JAXA応援団ですが、応援団を作って、今日から募集を始めたということは分かるのですが、この応援団に入って一体何をするのかというところを、何をされようとしているのかというのをお聞きしたいのと、それからこれに入った側からすると、どんな良いことと言いますか、JAXAに関して、例えばこんなことができるよみたいなことがあるのかどうか、インセンティブという言い方が良いのか分かりませんが、そういうものがあれば教えてください。
(市長)
今も、(視察で)乗合タクシーに乗って三ケ木から市役所に帰ってくる間に、市長公室長とシビックプライド担当部長と、その件も話をしていまして、まず入っていただいたら認定書をお送りします。それと企業・団体にはステッカー、個人にはカードをお送りする時に、さらに別に認定書をつけて送る、そして、今ちょっとまだご了解いただけていないのですが、藤本JAXA宇宙科学研究所所長や津田雄一副所長などにメッセージなんかを添えて送ろうかという話を、ちょっと先程、車の中で話題として出たのですけれども、まず、はやぶさ2でいうとサンプルリターンにチャレンジをして、それからSLIMでは月面着陸、世界初のピンポイント着陸、やはりそういった世界の偉業にチャレンジをして成功を成しえているし、はやぶさに関しては、1回連絡がとれなくなってまた復活をして、映画にもなったくらい、いわゆるチャレンジしていこうねというようなメッセージをはやぶさから貰っているなと思っていますから、そういった意味では「宇宙を身近に感じられるまち さがみはら」として今回、プラネタリウムを世界初のハイブリットのプラネタリウムにして、1年間で4万人来るお客様が、1カ月で2万人、2カ月で3万4,000人ぐらい来ているという話を聞いていますから、そことしっかりコラボをしていく中で、やっぱり入っていただく方には。JAXAは72万市民の本当に誇りなんですよね。今回やっぱり1つのポイントとしては、市民以外の皆さん、全国、もっと言うと世界でも良いですよということで周知をしてまいりますから、全世界の皆さん、全国の皆さん、こういった方を形にして、JAXAの応援団というのは多分今までなかったと思うので、私たちは7つの市町で銀河連邦共和国というのを作っていますけれども、もちろんそこの共和国の皆さんにもお声掛けをしていきながら、かつもっと裾野を広げて、多くのJAXAファン、宇宙ファンを作って、私は将来、この相模原から宇宙飛行士を誕生させたいなという思いもありますので、子どもの情操教育にもなってくるのかなと思います。ですから今後、入っていただいて12月13日に、JAXA応援団の1回目のイベントを開催する予定でありますので、そういったご案内をさせてもらったりとか、あとは例えばJAXAの藤本所長と対談会をやるとか、先日も桜台小学校にある美術館、桜台美術館の方々が中心となって藤本所長を呼んで桜台小学校で講演会をやられて、ロケットをJAXAから借りてきて桜台小学校に持っていったりとか、そういった地域活動もされていますから、応援団に入ってもらったら宇宙を身近に感じられるようなイベントや情報発信を、プッシュでやっていきたいなと思います。これからさらに、藤本所長も、所長になられて最初に私に言ったのは、自分が所長になった以上、面白いことやろうよと言ってくれていますから、何でも言って来てと。どんどん副所長の津田さん、津田さんというのははやぶさ2の時のプロジェクトマネージャですけれども、津田さんをどんどん使ってよという話もありましたから。色々な形でコラボできるのかなと思いますので、これはやっぱり地の利で、うちにやっぱりJAXA相模原キャンパスがあるというのは非常に大きな誇りであり、力となってくると思いますので、入っていただいた方には特典があるように、やっぱり入って良かったねと言っていただけるようなことを発信できるようにしたいと思います。
(朝日新聞記者)
特典を作るということですね、やっぱりJAXAと一緒にやりながら、JAXAの研究員や所長さんの講演会をやったりとか、或いは見学会をやったりとか、そういうことを今後考えていくということですね。
(市長)
また、過去もやっていますが、例えばMMXの大事な時にはパブリックビューイングを、はやぶさ2の時にもやりましたが、SLIMの時もやりましたが、是非MMXの時も皆さんをご招待してやりたいなと、みんなで宇宙を感じたいなということを、ここに入ったことによってよりJAXAが、宇宙が近くなった、そして72万市民の私たちもJAXAがあることを誇りに思っていますので、よりこの気持ちが高まってくるのではないかなと思います。
(朝日新聞記者)
今、具体的に何かこういうのをやると、見えてきているものは特にありますか。これからですかね。
(シビックプライド担当部長)
12月13日にほねごり杜のホールはしもとで開催する予定なのですが、まだいらっしゃる方が未定ですが、宇宙に関連する方を招いての講演会ですとか、ステージプログラムの中でJAXAの所長に来ていただいてということを、企画しているところです。そこに応援団の皆様にもお声がけして来ていただくということをプッシュでやっていくということと、先ほど市長がお話したMMXの打ち上げの際にパブリックビューイングはやっていこうと思っておりますので、そういった情報を逐一お知らせするというのが今のところです。記者がおっしゃったように今後のインセンティブというのは、走りながら考えていきたいと思っています。
(朝日新聞記者)
12月13日のイベントは応援団だけではなくて、一般に向けてですか。
(シビックプライド担当部長)
そうですね。応援団だけではなく、一般の方にも来ていただく内容にはなります。
(朝日新聞記者)
例えば席を一部応援団優先とか、そういうことではないですか。
(シビックプライド担当部長)
そこはまだちょっと、これからということになります。
市道キャンプ淵野辺1号の愛称について
(朝日新聞記者)
引き続きJAXAの話なのですが、私も市長がおっしゃったように、相模原はJAXAのイメージが強いところで、私もはやぶさの時にはテレビで見ていて、私は当時厚木に居たのですが、近くでこんなことをやっているんだなと思いながら釘付けになって見ていたのを覚えています。相模原に来てから淵野辺あたりを散歩していますと、宇宙の関係の通りの名前が付いたものがあちこちにあって、JAXAがあるまちなんだなと思いながら歩いていたのですが、今回、銀河天の川通りというのを市民公募で付けられたということですが、宇宙に関した名前が付いた通りは、これでいくつになるのでしょうか。もちろん初めてではないですよね、その辺のデータがあれば教えてください。
(シビックプライド担当部長)
今、博物館の周辺にある道路で、銀河西通り、銀河北通り、銀河東通り、銀河東通りはJAXA相模原キャンパスの脇になりますが、3つございまして、JAXAと博物館の間の通りに名前がなかったのでここで募集をして、ネーミングしたという経緯でございます。
(朝日新聞記者)
他にもカシオペアとか、色々付いているところはありませんでしたか。
(土木部長)
市内で、市で愛称を付けている所が15カ所、それから商店街等で(愛称を)付けている所が63カ所ございます。
(朝日新聞記者)
今回付けたというのは、JAXAのキャンパスの周りが、これでぐるっと決まったということになるのですね。分かりました。
ホームタウンアーティストについて
(神奈川新聞記者)
ホームタウンアーティストのことで教えてください。市には色々な文化人がいると思うのですけれども、芝野さんにお願いした、選んだのはどんな理由でしょうか。
(市長)
囲碁棋士として日本を、というよりも世界でご活躍されている棋士でありますので、そういった中で、相模原市で育ってきたということで、特に若手の文化・芸術関係では非常に注目をされているお一人でありまして、井山裕太さんとか、それから一力遼さんといった囲碁棋士がいるのですが、その三大巨頭と言っても良いぐらい、井山さんは大先輩でありますけれども、今若手の業界は、一力遼さんと芝野虎丸さんが牽引して先頭を走っていますので、そういった中で、先ほども言ったように、比較的日本の国内では将棋の話が多いのですが、世界でいうと囲碁の方が裾野が広くございまして、世界を股にかけて活動されている芝野さんに是非という思いで、ここは担当課がもう随分前から芝野さんにお願いして当たっていて、とても好青年で好印象であったことから今回この実現が実ったわけでありまして、せっかくホームタウンアスリートがいるならホームタウンアーティストも良いのではないかという話も職員との対話の中で私も常々やってきた中で、職員の皆さんも、まずは虎丸さんにお願いしてみようかというところで、今回、その話が実りました。なかなか常に何とか戦、何とか戦と戦っているものですから、なかなか本人もご予定が空かない部分があるので、ちょっとした隙間の時にお願いをしたというのが事実でありまして、やっぱり決戦の前は精神統一もしていて、なかなかその時に私たちのお話を持っていくわけにはいかなかったので、良いタイミングでお願いできたのかなと思います。本当に随分、1年ぐらい前から実はこの構想がありまして、やっと形になったなというふうに思います。
(神奈川新聞記者)
今までやっていたホームタウンアスリートと同じような役割で、そのアーティスト版ということですよね。
(市長)
はい、そうです。
(神奈川新聞記者)
これから、次世代の人材育成に関わる活動への協力や、市が開催するイベント等への参加、PR活動など書いてありますけれども、具体的にはどんなことをお願いしたいイメージがありますか。
(市長)
まず12月7日に、昨年11月にあった、第3回になるのですが、芝野虎丸カップ2025というのが開催されます。ここでホームタウンアーティストの認定証をお渡しする場面をいただきますので、ここからスタートかなというふうに思っていますが、今後、市内にある碁会所というのですかね囲碁を打つ場所、こういう所にお子様からシニア世代までたくさん囲碁ファンがいらっしゃいますから、そういった中で虎丸さんと会っていただく機会を作るとか、講習会をやるとか、実は私も昨年1月に虎丸さんと会った時に、相模原市にはちょっと大きなホテルとか、いわゆる囲碁の決戦をやるような有名な旅館とかがないのだけれどもと、そういった中で芝野虎丸さんと日本棋院の方々が試行錯誤で、相模原が全国で初めて、いわゆる公共の施設を使って名人戦をやろうということになりましたので、当日、結構ホテルや有名な旅館でやるものですから一般の人はなかなか来ないらしいのですよ、講習会をやっても。戦いの裏では講習会をやるのですよ。相模原市は杜のホールを使ってやったのですが、すごく多くの人が来て、日本棋院がびっくりしちゃって。こういう公共施設を使って初めて開催したけれども、こんなに人が来るとは思わなかった、これは良かったということで、昨年は大盛況だったので、また相模原市に回ってくる可能性もあるのではないかなと思っています。是非また誘致していきたいなと思います。
(神奈川新聞記者)
虎丸カップには毎年、芝野さんを招いてやっているのですか。
(市長)
第1回目は私も存じなかったのですが、昨年、第2回目はご本人がいらしていたし、今年もご本人がいらっしゃいますので、多分毎年来ているというふうに思います。
市道キャンプ淵野辺1号の愛称について
(都市建設局長)
先程、朝日新聞さんからいただいた宇宙にまつわる通りの名前の関係で、今確認ができましたので、市役所で付けている通りの名前としては、先ほどシビックプライド担当部長からお話があった4つ、あとは商店街さんなど地元でお付けになった名前として7つ、宇宙に関わる星座の名前などが付いた通りがございました。
(市長)
数の訂正ですか、63というのは誤りですか。
(都市建設局長)
呼称がそれぞれ付いている通りが63あるのですが、その中で宇宙に関する通りは7つでございます。
小児医療費助成の拡充について
(神奈川新聞記者)
小児医療費助成について伺いたいと思います。横浜と川崎の両市長が18歳までの無償化を表明されていますが、本村市長、両市の表明というのをどのようにご覧になっているのかというのと、相模原は18歳まで対象ですけれども、所得制限と一部負担金が残っていますが、そのあたりの対応をどうされるお考えか教えていただけますか。
(市長)
私どもが中学生から高校生まで小児医療費助成を拡大した際には、首都圏の政令市では初めて高校生まで上げたわけでありますが、やはり私は全国一律北海道から沖縄県まで、特に小児医療費助成などは国でしっかりやるべきだと思っていますから、そういった意味では、福田川崎市長が言ったように、苦渋の選択だったのではないかというふうに思います。私どもも、やっぱりこっちがやったらこっちがやる。毎回ここでお話しますが、私たちは境川を挟んで、東京都が、町田市、八王子市がありまして、例えば、無痛分娩の話とか第一子保育無償化とか、高校教育無償化、それから0歳から18歳まで所得制限なしの年間6万円一人当たり給付とか、かなり東京都が激しく子育て政策を打ちますから、そこに負けないようにエッヂを効かせた政策をやらなければいけないのですけれども、やっぱり一律で必要な施策として、例えば給食の無償化もそうだと思うのですが、今回の小児医療費助成もできればやっぱり、北海道から沖縄県までどこにいても、18歳までのお子さんたちが同じサービスを受けられる、こういう形にしていかなければいけないと思っていますので、私たちも引き続き国に対しては要望してまいりますし、また今回、川崎市長はそういう発言をされていましたし、横浜市長も来年度中に確か実施をされるというふうに選挙公約で打たれていましたので、なかなかやっぱり大きい自治体ほど財源がかかります。私が当時、年間22億円、中学生までの小児医療費助成にかかっていて、これを高校生まで所得制限ありと一部負担金ありでプラス4億円を年間しっかり取らなければいけない。年間22億円が26億円になると。今回また、高校生まで所得制限なしとか一部負担なしという形にすると、ちょっとまだレクを受けていませんが、多分数億円、これは上がると思うのですね。しかしながらこれは県内でも本市が残されてしまっています。そういった意味では、近々、庁内でしっかり検討して、方向性を見いださなければいけないなと思っていますので、ただ本当は、何度も言いますが、全国一律にやっていただきたいサービスだなと思っていますから、国に対しては引き続きしつこく何度も言って、同じことをお願いしていきたいなと思っております。
(神奈川新聞記者)
本来的には国が統一制度を作って欲しいということは、これまでも繰り返しおっしゃってきたことですけれども、ただ、そうは言ってもというか、これだけ周りの自治体が踏み切る中で、国には要望しつつも、相模原市として判断する局面が変わってきたなというか、川崎市長が苦渋の決断というふうに言ったように、何かこう、市長としても、今の取り巻く環境の中での危機感なり、ちょっと局面が変わってきたなというような思いはいかがでしょうか。
(市長)
そうですね、これは私もできれば、高校生まで所得制限なし一部負担金なしで、一発でやりたかったところでありますが、当時の財政、行財政構造改革もやっている中で、22億円かかっていたところにプラス4億円、この4億円の捻出が1回だけではなくて毎年なものですから、この26億円の捻出がなかなか大変だ、ここがぎりぎりだという話だったので、当時はそこでいこうというふうに決めましたが、やっぱりこれだけね、県内も、うちを除いてみんな進めていますから、そういった意味では近々、今週金曜日だったかな、担当からレクを受ける話でありますので、設計図を見て、その中で方向を。私個人はもちろんやりたいと思いますけれども、ただこれは市の財政状況によりますし、小児医療費助成も、或いは色々なサービスもありますから、その中で何を選択するかという中で、選択はしたいと思いますけれども、この場でやりますと言うと、ちょっとまだ庁内調整が取れていませんから。ただ、私個人としては、これはもう苦渋の選択ですよ。やらなければいけないという思いでありますので、近々、金曜日だったかな。こども・若者未来局長からちょっと、どうぞ。
(こども・若者未来局長)
方針は今、市長がお話したとおりですが、事務的には今週中に一度お時間をいただいて具体なお話をしたいと考えております。
(市長)
近々、方向性を出します。
美術館の設置について
(毎日新聞記者)
前回に引き続き、江成常夫さんとの市立美術館の設置構想について伺います。先日江成さんに話を聞きまして、市長がおっしゃっていた覚書も見せていただきました。おっしゃっていた行政サイドから見れば覚書ではないということが分かりました。同時に覚書だと説明した行政の責任があると市長はおっしゃった。それも良く分かりました。私はやっぱり後者の方が重要だと思いまして、江成さんと直接やりとりした当時の市の職員の方の名前も聞きまして、幹部の方だったと思います。江成さんはその方を信じて、その方に従ってというか、それであの覚書に署名捺印したというわけですよね。先日、市議会の一般質問でも、なくてはならないものに絞って予算をつけてという趣旨の議員の声も、私、聞きました。逆にアイススケートの方針を転換して南市民ホール廃止を再検討しないと、整合性を欠いているという趣旨の議員さんの声も聞きました。それを踏まえて伺うのですけれども、行財政構造改革プランを3年前倒しして終えたというわけですから、美術館構想の一時凍結というのは解除して、やっぱり一歩前進させるのが筋だと思います。覚書の形式はさておいて、市側が江成さんと約束して、江成さんが2,000点を超す作品を市に寄贈したという、そういう経緯を踏まえると、前回、市長は来年度から議論をとおっしゃっていましたけれども、本来ならば今年度から議論を始めるべきだったというふうに私は思ったのですが、いかがでしょうか。
(市長)
確か、美術館構想は2館構想で、アートラボとそれから美術館という構想だったと私は思うのですけれども、そういった中でアートラボに関しては、これはアリオの中に設置をする予定で、現在、関係者と議論を進めているところであります。江成先生方が言われる写真館、または絵画等を含めたものの美術館なのでしょうけれども、これに関して一時凍結をしている状態の中で、ここで復活します、しませんというのは、ここはまだ庁内の議論をしていないのでお話はできませんが、美術館はもちろんないよりあった方が良いと思いますよ。ただ、スタジアムもそうでしたけれども、今1市町村とかで基礎自治体が、例えば美術館を1市で持つとか、確かに山形の酒田市美術館のように、やっぱり地域おこしなるような美術館も確かにございますから、そういうものを見習えば良いのかもしれませんが、私の考えは例えばこれからは、スタジアムも1市に1個あるとか、2個、3個あるとか、例えばうちで言うと都県境を越えて近隣の町田市、八王子市、県央地域の皆さんと一緒に、例えばこの前もお話しました動物愛護センターを本市は麻布大学の敷地内に、全国で北海道に続いて2例目で大学内に作る予定なのですが、その時に、まだこれも決まってはいないのですが、町田市、八王子市も動物愛護センターがないのですね。私の理想としては、うちに作ればそこを町田市民や八王子市民が使えるような形になれば一番良いなと思っていますから、そういう形で美術館もないよりはもちろんあった方が良いのです。だけれども、今1市1個作るだけのまだ体力がない部分もあるし、一気にまちづくりが進んでいますから、その中でまちづくりには(予算を)投下して、文化・芸術に予算を投下しないのかといえば、それも大切な部分なので、うまく配分しなければいけないと思うのですけれども、なかなかここで、美術館構想の凍結を【解除して】やりますという話も、庁内の調整を取らなければいけない部分もありますから、ないよりはあった方が良いというのは私の考えでありますし、ただ1市に1個ある必要があるかと言えば、例えば、町田市には版画美術館があったりしますよね。八王子市にちょっと何があるか分かりませんが、例えば愛川町と一緒に共同で清川村と持つとか、そんな構想とか、一市で一つ持つという構想はなかなか難しいのかなという部分もあるし、当時行財政構造改革でBRT構想というものがあったのですよね。相模大野から当麻まで専用バスレーンを作るという。ああいうものも私になってから凍結をしたのですが、それを復活させるかといったら、なかなかそれを復活させられないなというふうに思っていますので、これからの議論の中で、もう一度議論に載せるもの、載せられないものというのをもう少し精査していかなければいけないなと思っています。
(毎日新聞記者)
ただ2,000点の寄贈を受けたという事実があるわけで、市長はシビックプライドを重視されているので、芸術分野でもプライドの醸成というのは大切だと思いますし、江成さんは新たな箱物の美術館を作らずに、ビルのテナントでワンフロア入る形でも構わないというか、こだわらないというお考えのようです。企画展の展示だけではなくて常設展示スペースがあればという、そういう前提ではあるのですがね。前回のまた質問で、横浜のそごう美術館や東京のサントリー美術館の例を挙げましたけれども、例えば武蔵野市立の美術館が吉祥寺にあります。そこはそれほど大きなビルではないのですけれども、そういうビルの上の方の階で、ワンフロアの美術館を持っていられて、常設の展示室もあります。縁の作家の作品も展示していますので参考になるかと思うのですけれども、やはりあの2,000点の寄贈を受けていらっしゃるという、それから過去の経緯を踏まえると、やっぱり約束を反故にしたままというのはよろしくないのではないかなと思ったのですけれども。
(市長)
江成常夫先生とは、私も数ヶ月前にランチミーティングをさせてもらって、対話をさせてもらったりしていますし、また江成先生からもこの前、直近でまたお会いしたいというお話があります。今、多分担当課が調整中だというふうに思います。そういった中で対話をしながら進めていきたいと思いますが、毎日新聞の記者さんが言われたとおり、箱物を作るだけが能じゃないというか、そうではなくて例えばビルの一室に入るとか、相模総合補給廠の業務系のビルができた時に、そこに入れていただくとか、リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)、ここで9月25日にUR(独立行政法人都市再生機構)(を施行者とした橋本駅南口の土地区画整理事業について)、国から【事業認可を受け】ましたので、そういった際にあそこでできるまちづくりの中に一室入れていくとか、そういうことも確かに検討の材料としては、美術館そのものを1個作るのではなくて、建物の中に、前回もそういう提案をいただきましたけれども、そういったことも有り得るなと思います。ただここでそこに入れますよ、できますとは言えませんけれども、いずれしても今後まちづくりが進む中で、そういった展開もあると思いますし、今言われたように江成先生と過去の相模原市行政との約束も含めて、私たちもそれは行政の継続でありますから、そこを過去にしたから、自分ではないから知らないよとは言えませんので、そこはしっかり受け止めていかなければいけないと思います。また2,000点という寄贈に関しても、大変重い作品だと思っていますし、特に戦後80年を節目にして、江成先生の作品というのは、非核、戦争をしないというメッセージを強く出されている重要な写真だと思っていますので、そういったものを鑑みながら、総合的に考えていきたいと思います。
自由民主党総裁選について
(共同通信記者)
この週末に自民党総裁選が行われるのですけれども、ちょうど1年前ですよね、石破さんが就任して。地方創生ですとか、基地問題とか、色々と期待されたものもあったかと思うのですが、もう全くと言って良いと思うのですが進まないまま退陣することになって、今の候補の論戦を見てどんなご所感を抱くかというのと、それから今もまだ物価高騰とか止まりませんけれども、そういった現在の状況を考えて、新総裁に臨むことをお聞かせください。
(市長)
石破総理は、一生懸命1年間走られたのでしょうけれども、ちょっと周りに気を使い過ぎたのかなと感じています。せっかく総理になって、安倍総理のようになかなか総理の復活というのは、過去にもあまり例がないわけですから、最初で最後のチャンスだったならば思いっきりやって、やっぱり国民に支持されている総理ですから、自民党内の調和とかに対して気にするのではなくて、せっかく総理になったのだから、思い切ってやってしまえば良かったのにと思います。私だったら最後、解散総選挙かなと思いましたが、そこも切らなかったわけですから、そういった意味ではちょっと、石破さんのカラーを出しづらかったのかな。国連での発言は石破カラーが出ていた感じもしますけれども、この1年間見ていて党内事情、やっぱり自民党はすごい政党なのでしょうね。政党に属するとなかなかやっぱり自由な発言ができない。まだ総理になる前の自由人の時の方が、例えば地位協定をやると言ってすごく期待したのですけれども、その後、地位協定の地の字も出てこなかったのでちょっと残念だなと思うし、せっかくなったら思いっきりやって欲しいなと思いました。それから、今の総裁選、ぜひ、比較第1党ですけれども。野党もまとまりがない状態ですから、本来、立憲民主党あたりがリードして、野党を全部まとめて総理を取りに行くとか、そういう気概がないのかなというふうに思いますし、自民党はおそらく連立政権で、どなたかと組むかの選択が日本維新の会なのか国民民主党なのか参政党なのか分かりませんが、いずれにしても誰かと組んでやるのでしょうけれども。県内でね、小泉農林水産大臣、ここで外遊に行かれるようですけれども、県内から総理が生まれれば、それは良いことだというふうに思いますし、44歳でしたか、若いですから、どんどんチャレンジしてやって欲しいなと思います。安定感で言うと林さんが安定感はあるのかなと思うし、また、新しい日本を変えていくには小林さんかなと思うし、そういった意味でどういう形になるか。おそらく小泉さんと高市さんの決戦投票だったら小泉さんだろうなと思うし、小泉さんと林さんの決選投票になったら、林さんになる可能性もあるのかなという感じもしますけれども、いずれにしてもどなたがなっても、日本の総理ですから、これトランプさんと渡り合えなければいけないのですよね。トランプ大統領がトランプ関税とかやりますから、ということは小泉関税とか林関税とかやっても良いのではないかなというぐらい、やっぱりアメリカに対してもしっかり物を言って欲しいなと思いますから、そういう外国に対しても物が言える総理であって欲しいし、とにかくリーダーシップを発揮してもらって、今物価高騰とか、中小企業も含めて景気は横ばい、ちょっと上がりだという話も聞きますけれども、でもそうは言ってもまだまだ私たちが72万市民の皆さんの声を聞くと、やっぱり労働力不足、人が足りない、働くところがないという人も逆にいるし、もう一度日本をリセットしていくには強いリーダーシップが必要と思いますから、新総裁には是非とも日本を立て直して、アメリカに対して物を言える方になってもらいたいなと思います。やっぱり世界経済をリードしてきた日本ですからね。日本の総理ですから、そういう意味ではしっかりカラーを出して、総理になった方は頑張って欲しいと思います。小泉さんが総理になれれば、県内からの総理は菅総理以来ですからね。しっかりと発信力を持って臨んでいただきたいなと思います。私たち行政はどなたが総理になっても、やっぱり一自治体の長として、また72万市民の安全・安心を守っていくためにも、与党の皆さんとしっかり対話をしながら、もちろん野党の皆さんともしますけれども、リーダーシップを期待して国を牽引していって欲しいなと思います。私たちが今言っている特別市の法制度化なども、石破総理にはお願いに行ってお会いしてきたのですよね。9月の頭に行ってきたのですが、ぜひ、新しい自治のあり方の選択なども、一丁目一番地とよく皆さん地方分権を言うけれども、最近、地方分権の議論は非常に停滞しているというか、道州制だってあれだけ議論があったのに、全く道州制の議論がなくなってしまっているので、どこに行ってしまったのかなと思うし、やっぱり地方分権、地方から日本を元気にするという、新たな自治の形。そういった意味では今回、日本維新の会が副首都構想を出していましたよね。色々な形で議論していくというのは大事だと思います。選択肢は色々あった方が良いと思いますから。ぜひ、国会議員の皆さんにはこの国をリードする形で、特に新総裁、おそらく総理になるでしょうから頑張っていただきたいと。私たちも一緒になって応援していきたいと思います。
※質疑応答中の重複した言葉づかいや明らかな言い直しなどは、整理した上で掲載しています。
※質疑応答中の市長回答【 】の部分は広報課で修正しています。
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