優秀映画鑑賞推進事業 名画鑑賞会「時代を創ったあの映画」
イベントカテゴリ: 文化・芸術
開催エリア:緑区、中央区、南区
広く国民の皆様に優れた映画を鑑賞していただくとともに、映画保存への理解を深めていただくことを目的に、国立映画アーカイブが、日本各地の文化施設と連携・協力して、所蔵映画フィルムを全国の会場で巡回上映する事業です。
市内では、サン・エールさがみはら国立映画アーカイブ相模原分館、相模原南市民ホールの3会場で上映を行います。
日本の映画シーンを華やかに彩った名画を、当時の感動そのままに、スクリーンで楽しんでみませんか。
入場料
全席自由(各回入れ替え制)
- 1作品券:500円
- 2作品セット券:900円
2作品セット券について
同会場の別の上映作品(別日程含む)のみ組み合わせ可能。
同じ作品の2枚購入はセットにはなりません。
チケットMove(電話予約)及び会場窓口のみの販売となっております。
※未就学児入場無料(座席が必要な場合チケットをお求めください。)
※他のお客様のご迷惑となるおそれのある場合、ご退出いただくことがあります。
チケットのお求め
チケットMove(午前10時~午後7時)
- 電話 042-742-9999
- 窓口 相模女子大学グリーンホール、杜のホールはしもと、相模原市民会館の各チケットカウンター
チケットムーヴ.net
※1作品券のみ。支払・発券方法により、別途手数料がかかります。
チケットぴあ
※1作品券のみ。支払・発券方法により、別途手数料がかかります。
<Pコード>(セブン-イレブンでの購入で使用)
- サン・エールさがみはら 554-120
- 国立映画アーカイブ相模原分館 554-121
- 相模原南市民ホール 554-122
会場窓口
※各会場の上映作品のみ取り扱い。
- サン・エールさがみはら
- 相模原南市民ホール
※国立映画アーカイブ相模原分館では事前販売を行っておりません。
当日券は全ての会場で販売します。
上映スケジュール
各作品の詳しい情報は、優秀映画鑑賞推進事業ホームページからご確認ください。
サン・エールさがみはら(定員:各回220名)
風俗喜劇に家族喜劇、個性的な監督たちとユーモアあふれる俳優たち──さまざまな笑いを楽しめる一風変わった喜劇を紹介。
9月25日(水曜日)
午後1時00分上映(午後0時45分開場)
1959年/宝塚映画/112分
監督:川島雄三
出演:フランキー堺、淡島千景、乙羽信子 他
概要:川島雄三監督の晩年の代表作。遥か通天閣を見渡す大阪・天王寺の夕陽ヶ丘に立つ風変わりなアパートに暮らす、奇妙な住人たちの生態を、下品さと紙一重の人間臭い猥雑さのなかに描いている。熟練のバイプレーヤーたちが、怒涛のように畳み掛けるアンサンブルも圧巻。
午後3時30分上映(午後3時15分開場)
1971年/松竹/90分
監督:森崎東
出演:森繁久弥、中村メイコ、倍賞美津子 他
概要:森崎東監督の作品。松竹の喜劇「女」シリーズの第1作。東京新宿でストリッパーを斡旋する芸能事務所には、身寄りがなく、貧しいけれども逞しいダンサーたちが、人情に厚い経営者夫婦の「家族」として住んでいた。ふとしたトラブルから旅回りを決意したダンサーと、彼女を真面目に慕うひとりのファンが、改造した自動車で日本列島を南へと向かう。
アクセス(緑区西橋本5-4-20)
JR横浜線・JR相模線・京王線 橋本駅南口から徒歩10分
国立映画アーカイブ相模原分館(定員:各回200名)
1990年代以降に日本映画の新たな顔として活躍を続ける監督たちが描く、様々な家族のドラマ。
10月17日(木曜日)
午前11時45分上映(午前11時30分開場)
1995年/テレビマンユニオン/109分
監督:是枝裕和
出演:江角マキコ、浅野忠信、内藤剛志、木内みどり 他
概要:是枝裕和の劇映画監督第一作。幼い時に祖母の失踪を防げなかったことを悔いる女性が、幸せな結婚生活の最中に突然、夫に自殺されてしまう。数年後、幼子を連れて能登の一家に嫁いだ彼女は、新しい家族と平穏で幸福な日々を過ごすが、かつて愛する人に去られた心の傷が彼女の心を苛んでいく…。「キネマ旬報」ベストテン第4位、ヴェネチア国際映画祭金のオゼッラ賞ほか、国内外で多くの賞を受賞。
午後2時15分上映(午後2時00分開場)
1998年/東宝=角川書店=サンダンス・カンパニー/135分
監督:平山秀幸
出演:原田美枝子、中井貴一、國村隼、うじきつよし 他
概要:平山秀幸監督が国内の映画賞を独占した作品。実母から凄惨な虐待を受け続けて育った女性が、中年となり、幼い時に死に別れた父親の遺骨を探して娘と共に台湾へ向かう。母と父の過去を通して、母と自身に向き合っていく…。「キネマ旬報」ベストテン第2位、モントリオール映画祭では国際批評家連盟賞を受賞。
10月18日(金曜日)
午前11時45分上映(午前11時30分開場)
2001年/「GO」製作委員会/123分
監督:行定勲
出演:窪塚洋介、柴咲コウ、大竹しのぶ、山崎努 他
概要:行定勲監督の作品。在日韓国人三世の高校生が、親世代との関係、魅惑的な恋、親友の喪失、自らの将来に煩悶しながら、アイデンティティを確立していく物語。「キネマ旬報」ベストテン第1位のほか、同年の国内映画賞を作品賞、監督賞、主演・助演・男女優賞、脚本賞など独占した。
午後2時30分上映(午後2時15分開場)
2006年/「ゆれる」製作委員会/119分
監督:西川美和
出演:オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、真木よう子 他
概要:西川美和監督の長編第2作。「キネマ旬報」ベストテン第2位の他、多数の賞を受賞。プレイボーイの弟を演じたオダギリジョーと家業を継いだ真面目な兄役の香川照之も多くの男優賞を受賞。母の一周忌で故郷の実家に帰った写真家が、恋人だった幼馴染と兄の親しい様子を見て、兄に隠れて彼女を誘う。翌日、兄と彼女と一緒に渓谷へ出かけるが、彼女がつり橋から転落し、一緒にいた兄は裁判にかけられる…
アクセス(中央区高根3-1-4)
- JR横浜線 淵野辺駅南口から徒歩15分、または、バス[淵36・37]淵野辺駅南口行「市立博物館前」下車すぐ
- 小田急線 相模大野駅北口からバス[相02]相模原駅南口行「宇宙科学研究本部」下車、徒歩5分
※駐車場はございません。ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。
相模原南市民ホール(定員:各回394名)
日本映画の量産時代に登場した監督たちが、喜劇映画のなかで新たな挑戦を試みた秀作を紹介。
11月7日(木曜日)
午前11時50分上映(午前11時30分開場)
1957年/日活/110分
監督:川島雄三
出演:フランキー堺、左幸子、南田洋子 他
概要:川島雄三監督の作品。金もないのに品川遊廓でお大尽遊び、やむなく居残りとなったが遊廓の人気者として要領よく生きてゆく男の姿を描いた時代劇コメディ。フランキー堺扮する居残り佐平次は、軽妙な味を見せながらも実は胸を病んでいるという設定であり、その姿には川島監督が一貫して作品に投影してきた底深い虚無を垣間見ることができる。「キネマ旬報」ベストテン第4位
午後2時20分上映(午後2時00分開場)
1963年/東映/110分
監督:沢島忠
出演:渥美清、三田佳子、南田洋子 他
概要:沢島忠監督の作品。自ら「珍顔」を名乗り、戦後の落語界で爆発的な人気を誇った風変わりな落語家、三遊亭歌笑の短い人生を描いた東映作品。実在の歌笑はナンセンスな笑いを得意としたことで知られたが、沢島監督はあえてこの落語家の生涯を、滑稽な笑いばかりでなく、夫婦愛を軸にそこはかとない哀しみを込めて描いている。
アクセス(南区相模大野5-31-1)
小田急線 相模大野駅北口から徒歩10分(相模原市南区合同庁舎内)
事業についてのお問い合わせ
相模原市優秀映画鑑賞推進事業実行委員会事務局(相模原市文化振興課内)
電話042-769-8202
※この電話ではチケットのお申し込みは受け付けしておりません。
お電話でのご購入を希望する際は、チケットMove 042-742-9999にお問い合わせください。
※チケットの購入方法は、上記「チケットのお求め」の項目をご確認ください。
- 主催:相模原市優秀映画鑑賞推進事業実行委員会(相模原市/(公財)相模原市民文化財団/日本環境マネジメント株式会社)/国立映画アーカイブ
- 特別協力:文化庁/(一社)日本映画製作者連盟/全国興行生活衛生同業組合連合会/株式会社KADOKAWA
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このページに関するお問い合わせ
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住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所第2別館4階
電話:042-769-8202 ファクス:042-754-7990
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