ペットの多頭飼育問題(いわゆる多頭飼育崩壊)を知っていますか?
ペットの多頭飼育問題(いわゆる多頭飼育崩壊)について
ペットの犬や猫が増えすぎてしまい、適切に飼えなくなる状況をいいます。
多頭飼育問題では、ペットの世話や掃除ができなくなり、
- 糞尿が放置され、悪臭や害虫が発生し、飼い主の生活環境が悪化
- 飼育動物に栄養不良が起こり、感染症が蔓延するなど、動物の状態が悪化
- 悪臭や騒音、害虫の発生など、周辺の生活環境が悪化
などの状況が生じてしまいます。
動物の多頭飼育問題は、誰にでも起こりうる問題です。
とても高い繁殖力!
多頭飼育問題は、飼っているペットが繁殖するなどして、飼育頭数が増えることで起こります。
特に猫は繁殖力が強く、メス猫は生後6~12カ月で繁殖が可能となり、年2~4回出産し、1回に2~6頭の子猫を産みます。メス犬も、生後6~12カ月で繁殖が可能になり、年に約2回出産し、1回に2~8頭の子犬を産みます。
多頭飼育問題の防止には、まず不妊去勢手術!
犬や猫などを飼い始めたら、オスもメスも、まず不妊去勢手術をすることが大切です。
不妊去勢手術には費用がかかりますが、最初の1頭に手術を行わずに、多頭になってから手術を行うと、さらに費用負担は増加します。
また、「かわいそう」と手術を行わずに多頭になると、動物はストレスが増え栄養状態が悪化して、もっとかわいそうな状態になります。反対に、手術をすることで生殖器系の病気の予防やストレスの軽減になり、動物のためにもなります。
適切に飼育できる数は?
飼っている数が多くなれば、散歩や清掃などの世話や、餌代やワクチン代、治療代などの費用が増えるだけでなく、近隣住民への配慮も必要です。
自分の生活を考え、無理なくきちんと世話できる数にしましょう。
相談できる場所は?
まずは、生活衛生課にお電話でご相談ください。
猫の場合は、月に2回(火曜日)、「猫の相談会」を開催しています。
ここでは、経験豊富なボランティアがアドバイスを行っています。
予約が必要ですので、生活衛生課にお電話ください。
身のまわりに心配な方はいませんか?
家族や友人、近所の知り合いに、多頭飼育で悩んでいる方はいませんか?
相談先が分からず一人で悩みを抱えている場合もあります。
身のまわりに心配な方を見かけたら、まず生活衛生課を案内してください。
見かけた方からの相談も受け付けています。
相談・情報提供の目安
(1)子犬、子猫などが産まれている、又はお腹の大きいメスがいる。
(2)犬や猫の糞尿が放置されている、又は臭いがひどい。
(3)飼い主が管理できない頭数を飼っている(飼い主の病気、高齢、経済面などが影響)
飼育の状況について確認したい項目はこちらです。使用しなくても構いません。
多頭飼育届出制度について
市では多頭飼育崩壊の発生を未然に防ぐため、多数の動物を飼育する飼い主さんを把握し、適正飼養について啓発し、必要に応じて助言を行うことを目的に、現在、多頭飼育届出制度を導入します。
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このページに関するお問い合わせ
生活衛生課
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電話:042-769-8347(動物愛護管理班)
電話:042-769-9251(環境衛生班)
電話:042-769-9234(食品衛生班)
ファクス:042-750-3066
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電話:042-780-1413 ファクス:042-784-1222
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