令和7年度 タウンミーティング「まちかど市長室」(相模女子大学)開催結果(報告)
- 実施日:令和7年7月24日(木曜日)午後2時30分から午後4時まで
- 会場:相模女子大学夢をかなえるセンター4階ガーデンホール
- 参加者:相模女子大学学芸学部英語文化コミュニケーション学科の学生の皆さん、小泉教授ほか
- テーマ:大学卒業後も相模原市に住み続けていただくためには
主な意見、提案と回答
1 団地の空室を活用し、学生と高齢者が支え合える住環境をつくってほしい。
神奈川県住宅供給公社の相武台団地では、学生が地域活動や防犯パトロール、イベント運営などに関わることで、団地の活性化や世代間交流につながっているとの意見があった。
市としても、市営住宅のエレベーターのない上層階など、高齢者には住みにくくなっている住戸を学生向けに活用する発想は参考になると考えている。
空き家・空室対策は市としても重要な課題であり、団地再生、若者の居住支援、地域交流を一体的に進める視点を今後の検討に生かしていく。
2 若者が相模原市で住まいを探しやすい情報サイトやアプリを整備してほしい。
住まい探しは、若者が相模原市に住むかどうかを考える最初の入口であり、情報の分かりやすさが重要である。若い世代はまずインターネットで情報を探すため、「ここを見れば分かる」という分かりやすい入口づくりが必要である。
今後は、民間事業者や関係団体とも連携しながら、物件情報だけでなく、防犯・交通・子育てなど暮らしに関する情報を分かりやすく届けるDX化を検討していく。
3 駅から離れた団地や地域でも暮らしやすい移動手段を増やしてほしい。
相模原市は鉄道や高速道路など広域交通には強みがある一方で、駅から離れた地域の日常的な移動手段に課題がある。
バス路線の減便や運転士不足も見込まれる中で、乗合タクシー、グリーンスローモビリティ、自動運転の実証など、新たな移動手段の確保が必要である。
地域の実情や要望を踏まえ、高齢者、学生、子育て世帯など、誰もが移動しやすい交通環境づくりを進めていく。
4 若者と高齢者が自然に交流できる機会を増やしてほしい。
若者と高齢者の交流は、地域コミュニティを維持するうえで重要である。
学生が団地に住み、地域イベント、防犯活動、ボランティアなどに関わることは、家賃支援にとどまらず、高齢者の安心感や地域の活性化にもつながる。
核家族化が進む中、若者と高齢者が自然に関われる場を意識的につくる必要があり、市営団地や地域活動でも参考にできる点を検討していく。
5 小学生のうちから相模原市の魅力を体験し、シビックプライドを育てるとよい。
小学生の段階から地域に触れ、相模原市の魅力を体験することは、将来の定住や地域への愛着につながる。
学生の皆さんからは、低学年向けの地域探検、中学年向けの職業体験、高学年向けの企画・発表活動など、段階的にシビックプライドを育てる提案があった。
市としても、まちへの誇り、愛着、共感を育てることは重要であり、学校教育や地域活動と連携した取組の参考にしていく。
6 AI・AR・アプリなどを活用し、楽しく学べる教育環境を整えてほしい。
タブレット端末やデジタル教材は学校現場でも活用が進んでおり、地域学習にもAI、AR、アプリなどを取り入れることで、子どもたちが楽しく主体的に学べる可能性がある。
学生の皆さんからは、活動記録、探検ルート作成、タスク管理、AR、進捗確認、AI先生機能などを備えた学習支援アプリの提案があった。
市としても、ゲーム感覚で学べる仕組みや、子ども一人ひとりの理解度に応じた学びは今後の教育に有効であると考えているので参考にしたい。
7 大学と市内企業が連携し、学生が市内で就職しやすい仕組みをつくってほしい。
相模原市には、ものづくり、ロボット産業、中小企業、大手企業など、多様な企業があるが、学生に十分知られていない面がある。
市としては、「東京に行かなくても相模原で働ける」と知ってもらうことが重要であり、市内企業と学生の交流、インターンシップ、就業体験などを通じて相互理解を深める取組を進めている。
今後も、大学、企業、市が連携し、若者の市内定着や関係人口の創出につながる仕組みを検討していく。
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