令和7年度 タウンミーティング「まちかど市長室」(相模台小学校)開催結果(報告)
- 実施日:令和8年1月30日(金曜日)午前10時30分から正午まで
- 会場:市立相模台小学校 体育館
- 参加者:市立相模台小学校 6学年91人(3クラス)、石黒校長ほか
- テーマ:サウザンロード商店街について
児童の発表及び市長コメント等
●:児童の発表 ◎:市長の発言 ○:南区長の発言
●6年2組「サウザンロード商店街への恩返し」
- 6年生は、総合的な学習の時間で、お世話になった地域に恩返しをしようという目的で活動してきました。相模台小学校では、サウザンロード商店街に恩返しをしようと決め、1組は焼鳥さくら、2組はINI+、3組は寿堂を対象店舗として、それぞれコラボメニューやポスターの内容を考えました。
- サウザンロードに行ったり来たりしながら、コラボメニューを完成させ、販売することができました。また、ポスター作りも完成し、貼ることができました。
- それだけではなく、サウザンロード商店街のお店のよいところをポスターにして貼ったり、ラジオを商店街に流して、サウザンロードのよいところを放送したりしました。
<INI+チーム>
- INI+チームは、総合的な学習の時間で、いつもお世話になっているINI+さんに恩返しをするために活動しました。粘り強く提案書を作成し、いろいろな案を出しました。
- コラボメニューを出してもらうために、何回も学校の外に出てINI+さんのお店に行き、クレープの生地、中に入れる具、値段、販売期間などを話し合いました。私たちが提案したクレープのポスターは、今もお店の他のクレープと一緒に貼ってもらっています。
<焼鳥さくら宣伝ポスターチーム>
- 焼鳥さくらの宣伝をするためにポスターを作り、サウザンロードの電柱に貼りました。作った理由は、店長さんに「もっとお客さんを増やしたい」と言われたことがきっかけです。
- 電話番号、郵便番号、店長さんの名前などを聞き、7月中旬に店長さんに許可を取りました。9月にポスターを店長さんに渡し、アドバイスをもらい、9月中旬から10月までにポスターを完成させ、11月前半に電柱に貼りました。
<サウザンロード宣伝ポスターチーム>
- サウザンロード宣伝ポスターチームでは、地域の人たちに恩返しがしたいという思いで、サウザンロードの会長さんが困っていた「買い物をしてくれる人が少ない」という問題を解決するため、ポスターを制作しました。
- 大変だったことは、英語の翻訳と、季節ごとのポスターを作ることです。英語の翻訳では、違う意味になっていないかを国際の友達に見てもらい、修正するのに時間がかかりました。季節ごとのポスターは、一年中貼れるようにするため、作成に時間がかかりました。
<ラジオチーム>
- ラジオチームは、サウザンロードのよいところや、おすすめのお店を紹介しました。紹介したお店は、寿堂と焼鳥さくらです。
- 寿堂では、おすすめの商品や人気商品、商品のよいところや特徴を紹介しました。たい焼きの味や、中に入っているクリーム、もちもちした生地がおいしいことを録音しました。
- 焼鳥さくらでは、炭火焼きの焼き鳥を焼いてすぐに提供してくれるため、熱々でおいしい焼き鳥が食べられることを宣伝しました。ラジオチームは、一人でも多くの人に来てもらいたいと思い、このような活動をしました。
<6年2組まとめ>
- 私たちは1、2学期、みんなで学年目標を意識しながら、地域の皆様への恩返しの準備をし、行動に移してきました。これまでに紹介したものの中で、気になった店舗や行ってみたくなったところがあったら、ぜひ行ってみてください。
- これで、6年2組の総合の発表を終わります。
○南区長コメント
- 皆さんが、サウザンロードを好き、大好きだという気持ちが、とても伝わってきました。
- その「大好き」という気持ちを「恩返し」という言葉に変えて、「こういうポスターを作ったらどうか」「こういうことをしたら、お店が繁盛するのではないか」と考えてくれたのだと思います。
- まだ11歳、12歳の皆さんが、「好き」という気持ちを「恩返し」にまでつなげられたことは、とてもすごいことだと思います。
- 私も、クレープも好きですし、たい焼きも好きですし、焼き鳥も大好きなので、ぜひ食べてみたいです。
- お店の中にポスターがあると思うと、「このポスター、きれいですね」と言いながら、店長さんやお店の方々との会話も進むと思います。お店を訪ねて、ただ食べて帰るだけではなく、そうした会話が生まれることも楽しいと思います。
◎市長コメント
- 皆さん、ありがとうございました。
- ポスター作りからラジオ制作まで、企画から実施まで行い、商店街の店長さんたちに話を聞きました。「お客さんに来てほしい」「売り上げを伸ばしてほしい」「おいしいものを知らせたい」といったことを、皆さんが学習の中でプロデュースしてくれたのだと思います。
- 皆さんが卒業するまでに、ここまでのことを行っているのはすごいことです。皆さんから勧められたお店に、早速行ってみたいと思いました。
- 特に素晴らしいのは、今日の発表や活動のために、皆さんが1年間かけて地域の人と会ってきたことです。何に困っているのか、何が欲しいのか、どんなことを求めているのかを、皆さんは聞いてきました。
- これだけ多くの人が住んでいる地域ですから、商店街に足を運んでいただけるよう、商店街や地域の人たちが一緒になってプロモーションしていくことが大切です。お店の方に協力してもらったり、ポスターのようなものを使ったりすることは、とてもよいと思います。
- また、この地域には外国籍の方も多く住んでおり、キャンプ座間にも近く、外国の方もいらっしゃいます。英語など、いろいろな工夫をしていることは素晴らしいと思います。いろいろな人にとって親切な対応が必要です。その点に着目したことは、とても大切です。
●6年1組「サウザンロードの歴史とこれからについて」
- 6年1組は、「サウザンロードの歴史とこれからについて」発表します。
- まず、サウザンロードとは、相模原市南区にある「サウザンロード商店街」のことです。その長さは1000メートルにちなんで名付けられています。
- サウザンロードの商店会長にサウザンロードのことを聞くと、「育ってきた街」とおっしゃっていました。
<サウザンロードの歴史>
- 今、私たちが足を運んでいるサウザンロードの元となる道は、明治初めから昭和10年頃に、二人の人が土地の開墾を計画し、雨の日も通いながら荒地を切り開いたとされています。
- 昭和11年に小田急相模原駅が設置され、それと同時に現在のサウザンロードが作られました。サウザンロードの前の名前は「病院通り」という名前だったそうです。1970年に、サウザンロードという名前になったそうです。
- その後、住む人は増えてきましたが、まだ寂しい道だったそうです。昭和33年頃、団地ができたこともあり、商店街は大きく発展しました。
- 昭和43年頃、街路灯とアーチが完成し、今のサウザンロードの景観が出来上がりました。現在は、大型スーパーの進出などで変化はありましたが、個性豊かな商店街として知られています。焼鳥さくらさんの店主さんに聞くと、平成18年にオープンしたそうです。
<これまでの取組の反省>
- 今まで私たちがサウザンロードの皆さんに恩返しをしてきた中で、次のような反省が出ました。
- 宣伝ポスターやイベントポスターを制作していたチームは、ポスターを貼る数が少なく、一部の人しかポスターを知らなかったこと、外国人向けのポスターを作れなかったことから、恩返しが完璧にできていないかもしれないという意見が出ました。
- 焼鳥さくらさんの宣伝ポスターチームは、宣伝ポスターを貼る場所が悪かったため、あまり宣伝ができなかったかもしれないという意見が出ました。
- 感謝の手紙チームは、一部の人にしか感謝を伝えきれず、サウザンロードの皆様には感謝の気持ちを伝えきれなかったかもしれないという意見が出ました。
- ラジオチームでは、ラジオを何個か流すことはできましたが、流せないものもあり、恩返しができなかったかもしれないという意見が出ました。
- 寿堂チームでは、ポスターを貼る数が少なかったため、宣伝が十分にできなかったという意見が出ました。
<これからのサウザンロードについて>
- サウザンロードの現状として、人はいても賑わっていないところがあるため、より賑やかなサウザンロードにしていくために、イベントを増やしたいなどの意見がありました。そのためにも、学校の中でも声を掛け合ったり、紹介ポスターを制作したりできたらよいと思います。
- また、子どもが遊べる場所を作るという意見も出ました。小さい子が好きなもの、大人が好きなものをそろえていけたらよいと思います。
- さらに、サウザンロードをもっと安全にしていきたいです。車と歩行者が接近して危なかったり、狭くて通りづらかったりしているそうなので、信号機やガードレールが欲しいなどの意見が出ました。
- このように、サウザンロードには様々な歴史があり、今までの取組から反省点もたくさん出てきました。そこから、よりよいサウザンロードにしていくために考えるようになりました。これからも、もっと賑やかで素敵なサウザンロードにしていけるように、私たちも一生懸命頑張っていきます。
○南区長コメント
- サウザンロードの歴史とこれからについて、発表ありがとうございました。
- 皆さんの「サウザンロードが大好き」という気持ちが、歴史を調べようという行動につながり、さらに「これからどうしていこうか」という考えに発展していることに、とても感動しました。
- 皆さんは、まずやってみる、次に振り返る、そしてこれからを考えるという三つのステップを、しっかり実践していました。
- この三つを6年生の皆さんが自分たちで考え、使えていることは、本当にすごいことだと思います。
- 皆さんには、これからも地域をよりよくしていってほしいと思います。そして、相模原にずっと関わってもらいたいと思います。
◎市長コメント
- 歴史と振り返りについて、ありがとうございました。
- この地域には三つの商店街があります。会長さんが年2回ぐらいイベントを作ってくれていて、三つの商店街が協力しているのではないかと思います。
- 大切なのは、「あそこだけがよければいい」「あそこの商店街だけの話だ」ということではなく、この地域全体にどうやって人を呼び込むかを考えることです。
- 南口には大きなスーパーもありますが、この商店街には、この商店街ならではのおいしいところがあります。魚屋さんや八百屋さんなど、そういうことを教えてくれたからこそ、魅力が伝わるのだと思います。
- 今日の発表で、私も知らなかったことがありました。昭和のころからの地域の歴史があるのですね。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの代から続いているお店もたくさんあると思いました。
- 客観的に自分たちの反省点を振り返ることは、すごいと思います。反省が出るということは、それだけ大きなチャレンジをしたということです。1年間かけてお店の人に話を聞き、商店街の人の顔が見えるようになったことが大切です。チャレンジしなければ、何も想像できなかったわけですから、準備したことを評価したいと思います。
- また、外国の方へのポスターの話もありました。「誰一人取り残さない」という視点を持ちながら進めてもらえればよいと思います。
- 「恩返し」という言葉は、すごくよい言葉です。私も、この地域に恩返しをしたいという思いで市長になりました。この地域の人たちに、私も育ててもらいました。そういう感謝する気持ちを持って、この商店街、この地域を盛り上げていきたいと思っています。
- ぜひ、サウザンロードでの活動を、来年度の皆さんにも引き継いでほしいです。小学校での活動を中学校にもつなげていくことも大切です。
- 皆さんが「この地域をもっとよくしたい」「この地域を変えていきたい」と思うこと、地域に誇りと愛情を持って、自らまちづくりに参加することは、とても大切です。失敗と調整を繰り返しながら、さらによくしていってほしいと思います。
●6年3組「サウザンロードの魅力とPR提案」
- サウザンロードの魅力は五つあります。
- 一つ目は、たくさんのお店があり、その中でも個人店が多く、温かさを感じるところです。たい焼き屋や焼き鳥屋など、様々な種類の個人店があります。お店で注文するときに優しく声をかけてくれるので、機械では感じられない温もりがあります。
- 二つ目は、イベントが多く、年に3回あるところです。ロードフェスタや歩行者天国など、どの季節でも楽しめるイベントがあり、そのイベントでも個人店などが多く出店していて、とても賑やかなところが魅力です。
- 三つ目は、様々な場所に近いところです。特に病院や駅などに近く、交通の面でも便利です。
- 四つ目は、生活に必要な物がたくさんそろっているところです。飲食店があり、布団屋さんやおもちゃ屋さんなどでも、いろいろな物を買えます。
- 五つ目は、商店街の長さが1キロメートルあり、見通しがよいところです。直線のメイン通りだけを見ればよく、お店に入りやすいです。サウザンロードを歩くと、いろいろなお店やお店の人などに出会うことができ、まだ知らない何かに出会えるかもしれません。
- 6年3組では、相模原市の市長さんに、サウザンロードのことを広めていただきたいと思っています。今、サウザンロードの利用客が少ないと会長さんがおっしゃっていたからです。
- 私たちは、地域を盛り上げるために、ポスター、コント、ラジオ、お店とのコラボなどに取り組んできました。
- クラスで地域をさらに盛り上げたいという意見が多くありました。そこで、タウンニュース等のチラシや、相模原市のチラシに、「サウザンロードって何?」というタイトルで、サウザンロードの魅力、おすすめのお店、歴史などを紹介するポスターを載せていただきたいです。
- ポスターを出してもらう効果として、一つ目は、地域外への魅力発信です。サウザンロードを知らない人にも広く知ってもらうことができます。二つ目は、市長さんがおすすめしているという形であれば、サウザンロードのイメージもさらによくなると考えています。
- このような取組によって、サウザンロードの魅力が伝わり、より盛り上がりのある商店街となり、これから先も地域の憩いの場所として残っていくと思っています。
○南区長コメント
- まず、知ってもらうために、いいところを見つける。そこからスタートしたという視点が、すごいと思いました。
- どんなことをするにも、いいところを見つけると、とてもわくわくしますし、前向きな取組になると思います。
- 皆さんは、計画を立てて、その計画についていろいろなことを考え、ポスターも作りました。
- さらに、「それをどうやったら知ってもらえるのだろう」というところにも着目してくれました。市長に直接お願いしようと考えたところも、とてもよいと思います。
- 「広報さがみはら」の15日号には区版があります。南区版は南区役所で作っているページですので、今日いただいたお願いについては、広報担当とも共有していきたいと思います。
- 区役所としても、皆さんの取組を応援したいと思います。これからも、ロードフェスタを含めて、楽しいサウザンロードにしていきましょう。
◎市長コメント
- 五つの魅力、いいですね。魅力を探すというのは、まちづくりでとても大事なことです。人を好きになる、場所を好きになるためには、その人や場所のよいところを見つけることが大切です。サウザンロードについても、皆さんの愛情で、魅力がもっと増えていくかもしれません。
- 個人店には、それぞれのお店に特徴があります。昔からあるお店もありますし、大変な時期を経ても、また頑張っていこうということで続けているお店もあるのだと思います。
- 地域の方と直接関わり、話を聞いたこと、先生方と一緒にいろいろ調べたことも、とてもすごいことだと思います。
- ロードフェスタは、会長さんたちが長年続けてきた取組です。市内には大事な商店街がいろいろあります。どこも大事な商店街です。皆さんが必要なものを買ったり、生活したりする場として、商店街があります。これは素晴らしいと思います。
- 市の広報紙は毎月1日と15日に出ています。商店街の話やイベントの話を掲載することもできます。相模台小学校出身の方々など、地域にゆかりのある方々にも協力してもらえればよいと思います。
- また、地域の外に住んでいる方にも、広報やSNSで発信できます。相模台の魅力については、私自身のFacebookにも載せたいと思います。皆さんが洗い出してくれた魅力や、お店の情報についても発信していきたいと思います。
閉会
○南区長コメント
- 皆さん、相模原市を、このふるさとを大好きでいてくれて、ありがとうございます。
- 私も、この仕事を選んだ理由を思い返すと、相模原市が大好きだからです。
- 皆さんは、まだ6年生です。6年生の今、「この地域が好きだ」「この地域のために何かしたい」と考えていることは、本当にすごいことだと思います。
- 私が初めて相模原市役所に勤務したとき、最初に関わった仕事の一つに、相模台こどもセンターの施設づくりがありました。
- 当時の小学生の皆さんの意見を聞き、「楽しい施設にしてほしい」という声を受け、設計事務所の方と相談しながら作ったことを覚えています。
- 皆さんがこのまちを担う大人になってくれることを、とても楽しみにしています。
- 今のまま、この地域を大好きでいてください。そして、ずっと住み続けたいと思ってくれたら、とてもうれしいです。
- 皆さんの取組は、とてもよいものだと思います。できれば、これからも続けてもらえると、とてもうれしいです。
◎市長コメント
- 人生は一度きりです。自分の人生を、未来に向かってしっかり考えてほしいと思います。
- 自分はどんなことをやっていきたいのか、自分はどんな人になりたいのか、どんな大人になりたいのか。答えは人それぞれでよいと思います。
- 学校の先生になりたい人、たい焼きを作る人になりたい人、会社で働く人、ものを作る人など、いろいろな道があります。どの仕事も、世の中に必要な仕事です。
- 途中で、やりたいことが変わってもよいと思います。
- 私は、小学校6年間、障害のある同級生と一緒に過ごしました。登下校のときには手をつないで一緒に行き帰りをし、席も6年間隣でした。
- その経験から、人の役に立つ仕事をしたい、困っている友達や人を応援したい、支えたいと思うようになりました。
- 頑張っていれば、チャレンジしていれば、必ずよい機会やチャンスが出てきます。
- 皆さんには、自分色の人生をしっかり楽しんでほしいと思います。苦しむのではなく、楽しむことが大事です。
- 周りに困っている人がいたら、みんなで応援してください。強く、優しく、たくましい人に成長してほしいと願っています。
- 相模原にずっと住んでいてほしいですし、相模原とずっと関わりを持っていてほしいと思います。
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